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小さなお出かけ

佐倉城址近辺  佐倉市

 

 夏の強い陽ざしを避けて早朝の『姥が池』へ。悲しい民話が伝わる姥が池だが、カエルの大合唱を聞き睡蓮の花の横でのカメ達の甲羅干しを見ると何とも和やかな気持ちになる。そこに、軍隊時代の飛び降り訓練用の12階段跡がぽつんとあるのも不思議な感じだ。

木立の中をゆっくりと歩き、旧佐倉城の一郭に開設された『くらしの植物苑』へ。苑内は江戸時代の武家屋敷の庭先から山野にいたる景観をイメージして作られている。身近な植物が(食べる)(織る・漉く)(染める)(治す)(道具を作る)(塗る・燃やす)の6つのエリアに分けて植栽されている。

芭蕉布の名で衣料に利用される、バナナによく似た実をつける「バショウ」はびっくり。果実を食用としてきた「ウリ」や容器として利用することの多い「ヒョウタン」にはほっこり。おまけにこの時期、日本人の心をつかんで離さない園芸植物、朝顔の展示もあった。入館料100円はたいへんお得。

10分ほど歩いて、裏新町にある『塚本美術館』へ。佐倉出身の実業家、故塚本素山氏のコレクションをもとに設立された日本刀専門の美術館だ。

製作工程が実物の見本付きで展示されている他、3カ月ごとにコレクションの中から約20点ずつの刀身や鞘(さや)が展示される。静かな部屋の中で日本刀がキラリと美しい光を放っている。最近ではゲーム「刀剣乱舞」の影響で刀剣女子の来訪が増えているとか。

遠い昔に思いを馳せ、美しい竹林に囲まれた『ひよどり坂』へ。昼でも暗い武家屋敷への古径では、今にも脇差を挿した侍が出てきそうな錯覚に。

歩き疲れたら創業100年を超えた落花生専門店『大津屋商店』へ。様々な落花生が並ぶ店内は見ているだけでも楽しい。ピーナツアイス最中を店先でいただき、お土産に激辛デビル落花生と自家製ピーナツバターを買う。手作りレシピもいただいた。

よし!今夜はアスパラのピーナツバター炒めと激辛デビルをつまみにカンパーイだ!

『姥が池』佐倉市城内 城址公園内。

『くらしの植物苑』佐倉市城内町117-5。☎043・486・0123。月曜定休。

『塚本美術館』佐倉市裏新町1-4。☎043・486・7097。土・日・月曜休館。

『ひよどり坂』佐倉市城内町5-23。

『大津屋商店』佐倉市並木町3。☎043・484・0397。日曜定休。

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