レイソルコラム

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見上げた虚空の先に-土屋巧 

 何度、相手チームのゴールセレブレーションの景色の一人となれば、彼が重ねてきた情熱や努力は報われるのだろうか―。  我々をそんな思いにさせる選手がいる。柏レイソルDF土屋巧選手である。  2022年に日本体育大学柏高等学校から...
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「信頼の男」のシング・アウト-松本健太 

 4月9日に開催された鹿島戦。柏レイソルのゴールマウスに立っていたのは4年目のGK松本健太選手。ここまでベンチ入りの機会はあったが、試合出場は10ヶ月ぶり、キャリア4試合目の大舞台だった。  勝利に見放されていたチームを救いたい気持...

初コラボ「柏レイソルルーム」で推し活 ザ・ルクソー南柏

 JR南柏駅東口から徒歩1分、開業5周年を迎える「ザ・ルクソー南柏」に、柏レイソルのコンセプトルームが登場!  柏レイソルのイメージカラーであるイエローを基調とし、フラッグ、ビッグビーズクッション、マグカップ、さらに各所にロゴデザイ...
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「責任」という手土産を片手に ―田中隼人 

 DF田中隼人選手はU‐20日本代表として3月1日よりウズベキスタンで開催された「AFC U‐20アジア杯」へ出場した。  12日には大会準々決勝・ヨルダン戦に快勝し、今年5月にインドネシアで開催予定の「20歳以下のサッカーW杯」U...
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Most Impressive Player 山田 康太 

 2月12日に三協フロンテア柏スタジアムで開催された第27回「ちばぎんカップ」―。  スタジアムを沸かせたのは新加入MF山田康太選手。32分にゴールネットを揺らすと51分にはMFマテウス・サヴィオ選手とのアイソレーションからFW細谷...
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集いし、新鋭たち

 1月14日、柏レイソルは「2023新体制発表会」を開催し、今季新加入選手をお披露目した。新加入は11人。内分けは前所属クラブの主力クラスが8人と育成年代から3人。  鳥栖から加入したブラジル人DFジエゴ選手は左のCBと左SBとして...
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繰り返す「変化」-真家英嵩 

 Jリーグ第33節福岡戦で久々のJリーグ出場を果たした真家英嵩選手。チームを勝利に導くことは叶わなかったが、以前との変化を感じさせる働きを見せた。湘南との2022年の最終節を前に真家はその「変化」について話してくれた。  「ずっと、...
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Inspire to the Next-細谷真大

 11月7日、FW細谷真大選手が「2022 Jリーグベストヤングプレーヤー賞」を受賞した。プロ2年目の今季、チームの中心選手として定着していた細谷選手は33試合に出場し、14位タイの8ゴールを挙げていた。レイソルの選手としては2011年の...
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さらに定まるフォーカス -佐々木雅士 

柏レイソルの若きGK佐々木雅士選手は、去る9月U―21日本代表として欧州遠征へ臨み、U―21イタリア代表戦に出場した。  味方選手に起きた不運なボールロストからGKにとってはノー・チャンスの1失点を喫したものの、国際映像の向こうには...
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2年7ヶ月に渡る「静寂」が止んだ 

 9月10日のアウェイ・浦和レッズ戦(4‐1●)はJリーグの声出し応援ガイドラインに則った「声出し応援適用試合」となり、中秋の名月が見下ろす埼玉スタジアム2○○2に柏レイソルサポーターの大声援が響き渡った。 「かしーわレイソル!」 ...
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良い思考と良い経験、良い手本 -升掛友護

 升掛友護選手のプレーに目を奪われたのは、1度や2度の話ではない。  育成年代ではダイナミックなドリブルやチャンスメイクに長け、両サイドMFやウイングとしてチームの「花形」的役割を担いながら、次第に相手選手に絡みつくような守備を身に...
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捉える鮮明なイメージ -田中隼人 

 DF田中隼人選手は鋭い眼光でボールの行方を見つめていた。初めて見る表情だった。 チームメイトが倒されれば、大きな声を上げていた。  …だが、まだそこはピッチの外。ベンチ脇からだった―。  屈強な守備陣が奮闘を続ける今季...