レイソルコラム

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無尽蔵のウィッシュリスト ― 中山雄太

「背番号20、中山雄太!ズヴォレ」  霧雨が吹き付ける東京・国立競技場。ブラジル代表との一戦に臨む日本代表の先発メンバーの中に中山雄太選手の名があった。ポジションは昨夏の東京五輪から務めている左SBだった。  実力に勝るサッ...
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変わらずにいる強さ

 マテウス・サヴィオ選手のPKと小屋松友哉選手の移籍後初ゴールに真家英嵩選手が続き、細谷真大選手とドウグラス選手、そして、升掛友護選手が衝撃を残して2022年をスタートさせた柏レイソル。  一時はリーグ3位につけるなど、好調を維持し...
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岩下航という「立ち位置」

 勇ましい歩みを続ける2022シーズンの柏レイソル。小屋松知哉選手や中村慶太選手ら新加入選手の活躍がチームによい新風をもたらしているが、次に吹く風は彼かもしれない。J3・熊本から加入したDF岩下航(わたる)選手だ。  岩下選手は左ウ...
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支え方、十色。その一色

 開幕から順調な船出を見せる2022年の柏レイソル。  彼らのホームスタジアムである三協フロンテア柏スタジアムと柏駅を結ぶ「レイソルロード」に沿って掲げられた柏レイソルのフラッグ。地域やサポーターのクラブ愛を象徴するだけでなく、その...
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変換期、辛抱強く

 柏レイソルにとって名誉挽回のシーズンが始まろうとしている。  2021年は15位―。主力の離脱や移籍が重なり、常に降格争いに片足を突っ込みながらの屈辱のシーズンとなった。この不本意な結果を受けたレイソルのシーズンオフの動きは、的確...
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「最優秀育成クラブ」の新たなる至宝たち

 今回は、前回に続き酒井直樹Uー18監督より、トップチームへ昇格する3選手について紹介いただいた。  DF田中隼人選手は既にトップチームデビューしてその勇姿をサポーターに披露済みだが、空中戦の迫力と高いキックの精度、抜群のスピードを...
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その色合い、鮮明に ー酒井直樹(柏レイソルU-18監督)

 田中隼人選手、真家英嵩選手、升掛友護選手の来季トップチーム昇格を発表した柏レイソルの育成組織・柏U‐18。その精鋭たちを率いる酒井直樹監督に話を聞いた。  上記の3選手だけでなく、かつては古賀太陽選手や、大学を経て2023シーズン...
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大きな未来へ。「系譜」とともに ー田中隼人

 10月6日、柏レイソルは育成組織・柏U‐18に所属するDF田中隼人、FW真家英嵩、FW升掛友護の来季トップチーム昇格を発表した。  その期待の3選手の中でも唯一トップチームでの出場経験を持つのが田中選手。現在は柏U‐18チームで奮...
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覚悟と共に、強かに

 不安定なシーズンを過ごしてきたレイソルが夏を過ぎて目を覚ましつつある。8月のリーグ再開から勝点を上積みして、居心地の悪かった順位表の下段部分から強かに浮上。  5人のDFと3人のMF、2人のFWで構成される現在のレイソル。最後尾の...
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果たした「責任」―細谷真大

 その時シュートフォームがやや硬めに見えたのには理由があった。  「…実は今までで一番緊張していました。ああいうシュートって一番苦手なので(笑)」 それは8月9日、ヴィッセル神戸戦の90+5分だった。左サイドから入ったミドルパスを瀬...
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早川エジソン伝EXTRA ~Edição extra da biografia de Edison~

今シーズン途中からレイソルに加入したアンジェロッティ&ペドロ・ハウル&ドッジ&エメルソン・サントスのブラジリアン・カルテット。 新型コロナウイルスに関するプロトコルなど諸般の事情があった上での途中加入。さらにリーグは連戦の真っ只中と...
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早川エジソン伝 ~Biografia de Edison~[後篇]

「レイソルさんから『ポルトガル語も英語もできる』というところで、『ケニア人のマイケル・オルンガを担当してほしい』と誘っていただきました」 2019年。早速クラブハウスの前で記者たちに自ら名刺を配るエジソン。加入当初から腰が低く、気さ...