ガンちゃんの行ってきました

ガンちゃんの行ってきました!

地域が元気になる!

ベルツリーファームあぜた直売所

佐倉市

野菜が好きだ。時には、新鮮野菜を求めていくつかの店を梯子することもあるほど。そんな私の一押しのお店『ベルツリーファームあぜた直売所』を紹介しよう。

 佐倉から四街道への抜け道の途中、突然にのぼり旗がはためき、ビニールハウスが現れる。えっ、こんなところに直売所・・そう、ここです!

 開店時間の14時少し前なのに、既に店内はお客さんでいっぱい。お目当ての栄養満点「しあわせの青い卵」(代表の鈴木衡(ひとし)さん宅で、放し飼いで育てられているアローカナと呼ばれるチリ産の鶏や烏骨鶏の有精卵6個の詰め合わせ)は既に売り切れ状態。

この日の主役は、春の青い香りがたまらない旬のそら豆、スナップエンドウ、絹さやなどの豆類。ニンニクの芽、小松菜、春菊などのみずみずしい葉物野菜。大根やカブの根菜や新玉ねぎも。野菜の他にもジャムや手作り小物も入り口近くのコーナーに並ぶ。

 店内では、「カブは、オリーブオイルで炒めて、粗塩がいいわよ」とか、「新玉ねぎの葉は、ヌタが美味しいよ」なんて会話がお客さんと店員さん、そしてお客さん同士でも交わされている。  

お客さんと同じくらいの人数の店員さんと生産者さんがずらり。店員さんは無給のボランティアなのだそう。それでも、たくさんの人と出会い、いろいろなことを教えてもらえるので、この仕事は人生勉強のようで楽しいと口々に話す。

 鈴木衡さんの本業は建具屋さんだ。「地元佐倉の景観を守りたい」と、自宅近くの農地を買い取り、農業を始めた。2019年には直売所を開設。「利益追及はなし。あくまで楽しみのため」と話す鈴木さんの笑顔は爽やかだ。

店に並ぶ野菜は、近くの農家や元農家の生産者さんが自分のために作った野菜の余剰分を持ち寄ったもの。野菜を持って来たついでに、奥の休憩所でお茶を飲みながら談笑していくのが常だそう。ここは新鮮野菜の直売所であると同時に、生産者さんたちにとっての憩いの場でもある。

開店時間が14時なのは、その日の午前中に収穫したものをその日の内に並べるため。だからどこよりも新鮮で、安いのだ。納得!

 今後、この直売所にますます人が集まり、ここから美味しい野菜と笑顔が広まっていくことは間違いなさそうだ。営業は水曜、土曜14時から18時。

▽佐倉市畔田448-1。

▽問☎090・3312・6467(鈴木さん)。