感動をありがとう!2020東京オリンピック 戸邊直人選手

オリパラ2020

 1年の延期を経て開催された東京オリンピック(7月23日~8月8日)が無事に終了した。金メダル27個、総メダル数58個という輝かしい結果は、もちろん日本新記録。計り知れない努力に裏打ちされた選手たちの姿は、見る者に感動と興奮を与えてくれた。本紙で2019年、2020年にインタビューをした4人のアスリートから熱いコメントが届いた。

戸邊直人さん(走り高跳び)野田市出身(専大松戸高~筑波大~筑波大大学院~JAL)
 鮮やかなオレンジのユニフォームが目に眩しい。7月30日の予選、2㍍17㌢からスタート。順調に高さを上げていき2㍍28㌢をクリアし、日本人では49年ぶりの決勝進出が決定。決勝では、2㍍24㌢の挑戦で敗退。助走、踏み切りのタイミングが合わなかったが、力強い跳躍を見せてくれた。2㍍35㌢の日本記録保持者でもある。

東京オリンピックを終えて
 「今回のオリンピック出場にあたって、多くの方々から暖かいご声援をいただきました。ありがとうございました。目標としていた金メダルには届かず悔しい結果となりましたが、日本代表として49年ぶりとなる決勝進出を果たせたことを誇りに思っています。また、延期となった1年間は苦しい期間でしたが、それを乗り越えてオリンピックに挑戦した経験は今後の人生における糧になると思います。競技者としては次のパリオリンピックに向けて、また頑張っていきたいと思います。今後ともご声援よろしくお願いします」

(取材・文=高井さつき/写真=高井信成)