地元の人に愛され、多くの人に利用されてきた『道の駅しょうなん』は、県道船橋我孫子線手賀大橋のたもとに、県内8番目の「道の駅」として2001年4月20日に誕生し、今年で20年。利用者の増加などの理由から、既存棟の並びに、約3倍の広さにもなる新設棟が開設された。
新設棟『てんと』(愛称)は2021年12月16日にオープン。この愛称には「点(てん)と点の拠点を繋ぐ」と言う意味も。
農産物直売所『知産知消マルシェ』と『ちゃのごカフェ』、イベントなどに利用される『大屋根ひろば』、建物横に『芝生広場』も設けられており、市民が有料で利用可能な会議室や加工体験室もある。
『知産知消マルシェ』の名前は、生産者・生産プロセス・生産地を知り、どのように消費(料理)されているかを「知る」と言う意味を込め、「地」ではなく「知」が使われている。
駐車場は398台、手賀沼遊歩道へのアクセスも抜群で、ドライブの休憩はもちろん手賀沼周辺観光の拠点として、幅広い年齢層の人が、楽しく利用出来る施設となっている。
「知産知消マルシェ」では採れたての農産物はもちろん、総菜、パン、弁当などの加工品をはじめ、道の駅オリジナル商品や柏ふるさと産品などを販売。
道の駅では特徴的な青山ブックセンターとのコラボ『青山ブックセンター道の駅しょうなん支店』とした約20㍍の棚を設け、食品・健康に関する本などが並べられ、こちらも注目だ。
『ちゃのごカフェ』では、地元食材を使用した『しょうなん野菜バーガー』をはじめ、サンドイッチやパスタ、スイーツ、ソフトクリーム、ドリンクなどを販売。地域のお店とコラボした、ここでしか食べられない道の駅限定メニューが豊富に。
既存棟は、レストラン2店舗、ベーカリー、物販販売の施設にリニューアルし、2022年4月にオープンする予定。
■道の駅しょうなん
柏市箕輪新田59‐2
営業時間9時~18時 年中無休 ※ただし1月1日~3日は休み