脳ドック 

名戸ヶ谷病院 脳卒中センター

柏市内で唯一『脳神経外科医直通の脳卒中ホットライン』を持つ名戸ヶ谷病院脳卒中センターでは、毎日多くの患者さんを診察。その経験から、皆さんに健康な生活を続けていただくため、地域の脳卒中を減らすための情報を連載しています

  

 健康診断や人間ドック・脳ドック等、年度末に受けられた方は多いのではないでしょうか。そこで何も問題を指摘されていない方は安心して今まで通りの生活を送って下さい。何か指摘事項があった方は、一度病院でご相談いただくのをおすすめします。


 ただ医師とお話するだけでも、ご自身だけで解釈・納得していた内容とは少し違う目線での情報提供ができてご安心いただける、ということも少なくありません。


 脳ドックでは血管狭窄や脳動脈瘤、脳腫瘍の疑い等を指摘することがあります。ところが脳ドックのMRIだけでは「治療すべきかどうか」や「何に注意して暮らしていくべきか」といった点で必要な情報が十分は得られません。造影剤を用いたCTやMRIを組み合わせてその疾患の状態をより正確に把握することで、治療する必要があるかどうかや、経過観察上の注意点をご説明することができます。


「症状がないから今はいいや」と放置していて、事態が悪化してから来院される方もいらっしゃいますが、内服での治療も含めて、対応は早い方がより良いのは言うまでもありません。


 何か気になる症状があれば受診するのが大事というのは皆さんも想像が容易だと思います。一方で、症状がなくとも、検査で偶然見つかった脳の異常があれば一度専門医に相談するというのは極めて重要です。その際には、可能であればたくさん手術を行っている病院でご相談するのをおすすめします。そういう病院の脳外科医は随時最新の医学情報を仕入れていますし、なにより「もし治療が必要となった場合はどのような経過をたどるのか」というお話を手に取るようにできます。


 名戸ヶ谷病院脳神経外科では、ただ話を聞くだけ、セカンドオピニオン、どんな内容でも受診いただけます。経験豊富なスタッフがご対応しますので、安心してお越しください。


《名戸ヶ谷病院》脳卒中センター・センター長 脳神経外科部長 井上靖章


社会医療法人社団蛍水会 名戸ヶ谷病院脳卒中センター (新柏駅から徒歩約7分)
☎04・7167・8336