一度食べれば旨さがわかる!日本人の職人がつくる無添加キムチ

グルメ

 JR南柏駅東口から徒歩1分、今年11月でオープンから3周年を迎える無添加キムチ専門店「やがちゃんキムチ」。店内には白菜キムチや海鮮のキムチを始め、惣菜、お弁当など50種類以上の品が並ぶ。

 代表取締役社長兼店長の矢ケ崎敏一さんは、生家の食品店を継いだ20代の頃から現在まで飲食店の経営に携わってきた。従業員の韓国人女性がつくるキムチに感銘を受けたことが、やがちゃんキムチ立ち上げのきっかけとなった。

 「経営者としての経験から、何よりもお客さんが喜ぶものをつくりたいと思い、無添加と旨みを追求しようと考えました」と矢ケ崎さん。50代になって初めて厨房に入り、和洋中の料理を独学で学ぶうちに、和食の発酵食品を組み合わせると旨みを強く感じる事、自然の素材を多く使えば使うほど味に深みが出る事などがわかってきた。

 柏市光ヶ丘に工場を構え12年間、ひたすらキムチづくりに励み、通信販売と卸業を展開。2018年11月、南柏駅前に店舗をオープンさせた。

野菜・海鮮、さまざまなキムチがずらり!オリジナル調味料も。

 「最高のキムチをなるべく低価格で提供しています。ぜひ味わってもらいたい。とにかく一度食べればわかります」と自信を見せる。

 人気商品の「白菜キムチ頂(いただき)」200g 399円は、塩漬けに使う塩まで自作(宮古島産「雪塩」に昆布やしいたけ、ホタテ等を配合した「夢の塩」)というこだわりぶりだ。「頂」にホタテ・牡蠣・にんにくをペーストにしたものをたっぷりと塗り込んだ「頂・その先」200g 626円も、その濃厚さに虜になったファンも多い。

ほたてのキムチ、さきいかのキムチと頂キム唐も美味!ビールがすすむ。

 

 また、お弁当は10種類以上、500円~とリーズナブル。国産鳥の振袖肉を使用したキムチ唐揚げ(通称キム唐)は甘辛い下味がしっかりとついたジューシーな味わい。定番のラム焼肉弁当、カルビ弁当、マーボ丼なども、やがちゃんキムチ風にアレンジされている。

 「お客様に『ここのキムチだけは子どもも食べられるんです』という声を頂きます。美味しくて身体に良いものを食べさせたいという親御さんが多く、リピーターも増えています。ぜひお気軽に来店して下さい」と笑顔を見せるのは副店長の木下光代さん。

店長の矢ケ崎さんと副店長の木下さん

 「3年目を迎え、ようやく地に足がついてきたと感じます。商品自体が最大の広告宣伝物です」と顔をほころばせる矢ケ崎さん。柏市のふるさと納税としても人気のやがちゃんキムチ。ぜひお試しを!

写真・文=松原美穂子


やがちゃんキムチ 柏市豊四季508-16 TEL 04・7171・5701

営業時間:10:30~20:00 定休日:日曜