「心のエネルギースポット」~ハンドメイドミニマルシェ柏~

東葛エンタメチャンネル

「自分がどうなりたいかではなく、一緒に作っていくマルシェにしたい。」


 コロナ禍で「心のエネルギー」を失う人々、出展の場がなく途方に暮れる作家さん。
両者を救うべく立ち上がったのがアイシングクッキー作家 みほさんだった。
 彼女はアイシングクッキー作家として2019年から活動をしている主婦。作家として他のマルシェに参加していたが、コロナ禍でイベントは中々なく、常連様にも会えない状況。配送するにしても送料が高い。そんな中、彼女は「私が配りに行けばいい。」と車で直接配りに行ったり、インスタグラムのライブで、お菓子作りをお披露目したりと「心のエネルギー」を共有してきた。
 なぜ、このような事をしたのか。それは、お客様も出展者も求めていたものは、お金でも物でもなく、「心のエネルギー」だからだ。しかし、世の中の状況は悪化するばかりだった。


〜ある作家との出会い〜


 コロナ禍で暗闇に落ち込む最中、ハンドメイド作家に会った。「本職の職場を解雇になってしまった。これからはハンドメイドを頑張りたい」
 話を聞いたみほさんは「私が何かやらなきゃ。そうだ、柏駅ダブルデッキ上で、マルシェを開催しよう。」一主婦の彼女が使命感を感じた瞬間だったと言う。


~2020年8月末、念願のハンドメイドミニマルシェを開催~


 ハンドメイド作家を募り、小規模でありながらも初開催にこぎつけた。当時、世の中に最も必要とされていたマスクを販売した所、「これを探していたの。ありがとう。」とお客様に言われたという。
 世の中で叫ばれていた「必要最低限の外出」に当てはまる「心のエネルギースポット」となったのだ。反響も良く、今後もこのイベントを開催しようと決意。出展数の規模も拡大し、現在は2ヶ月に1度の頻度で開催をしている。

 「このイベントには、助成金や協賛等は存在せず、各作家さんのみで情報発信、会場準備をしています。お金ではなく、思いを大切にしている方や、『柏を盛り上げよう』、『助け合おう』といった考えをお持ちの方にご協力頂いて運営しています。出展条件は、『想いがある人』『悪口を言わない人』『応援し合える人』です。ぜひ一緒に『心のエネルギースポット』を盛り上げてください。」と話すみほさん。出展希望の方は、公式インスタグラムまでご連絡を。


次回の開催予定
日時:2月5日㈯
時間:10時〜15時
場所:柏駅ダブルデッキ
※感染症対策を万全にした上で臨みます。