柏駅から新柏駅へ「新柏さくら通り」

東葛沿線さんぽ

 今月の沿線さんぽは、新柏駅から桜並木に沿って歩きながら柏駅を目指すコースです。高低差はあまりないものの、距離があるので、疲れてきたら途中からバスに乗るくらいの気楽さで歩くとよいかもしれません。桜並木は、この号が出る頃には見頃を迎えていると思います。今年は、健康維持も兼ねて、散歩しながらの花見は、いかがでしょうか?


 新柏駅の東口からスタートします。駅のロータリーの左手に見えるのが「新柏さくら通り」です。この道は、新柏地区の開発に合わせてソメイヨシノが植えられており、約1・5㌔㍍およぶ桜並木を形成しています。


 私が歩いた日は、咲き始めの花がちらほら見られるものの、全体的にまだつぼみの状態でした。「新柏さくら通り」は、気持ちよいくらいに真っすぐな道で、視線の先までソメイヨシノの木々が連なっています。これが満開になったらどんなに綺麗だろうと想像しながら歩きました。


 少し歩くとマンションが建ち並ぶ景色から戸建ての住宅街へと変わります。道の反対側から美味しそうな甘―い香りが。どうやらケーキ屋さんのようです。同じく反対側の少し先には桜のある公園がありました。ケーキ屋さんでケーキを買って、公園でプチ花見もよいですね。


 しばらく歩くと、大きな交差点に着きました。その先には桜並木が見当たらないことから、「新柏さくら通り」はここまでのようです。左折して、柏レイソルの本拠地、三協フロンテア柏スタジアムがある日立台を目指します。ここからは緩やかな上り坂が続きます。途中で、レイソル仕様のコンビニを発見し、スタジアムに近いことを実感しました。歩いた当日は試合も練習もなかったので、三協フロンテア柏スタジアム周辺はとても静かでした。ここには柏駅行きのバス停があるので、疲れた方はここでバスに乗るのも一案だと思います。


 道の反対側には枝垂れ桜が見事な花を咲かせていました。ただ、かなり車の交通量が多く、近くには横断歩道もないので枝垂れ桜を間近でみるには大変そうです。
 サッカー場の門は閉まっていましたが、端には小さな公園があります。ここで一休みもいいですね。道路沿いの木には蕾がふくらんでいました。どのような花を咲かせるのでしょうか?


 交番の脇を通り、レイソルロードと呼ばれる道を通って柏駅を目指します。さすがレイソルロードと呼ばれるだけあって、柏レイソルの黄色い旗が道の両端ではためいています。 少し進むと、左手に保育園がありました。そこのフェンスには地元のサッカーチームを応援する可愛い垂れ幕が。子どもたちが書いたと思われる応援メッセージを見ていると、ほっこりしてきます。選手もサポーターもきっとこれを見て和んでいるのでは?など想像していたら、私も便乗してパワーをもらえた気がしてきました。


 この道は、イタリアンの名店、和食の名店、そしてラーメンの名店があるので、私はこっそり「柏グルメ通り」と呼んでいます。私が歩いた日は、イタリアンのお店も和食のお店も「予約のみ」との張り紙がしてありました。発行日までには緊急事態宣言は解除となっているはずなので、どうなるのか…。


 気になりつつ歩いていくと、徐々に周辺が高い建物に囲まれてきました。どうやら駅に近づいているようです。柏駅東口に到着するまでに、素敵なビンテージファッションやインテリアのお店、オシャレな自転車のお店、センスの良さが光る花屋など、ルート周辺に個性的な店舗が点在していました。脇道を探検しながら、ぜひ覗いてみてください。


(写真・文=土肥佳子)
◎歩行距離:約4㌔