茶会や筝、三絃などの演奏
成田山書道美術館ではクラフト展
11月11日(土)~26日(日)
成田市
成田山新勝寺奥に広がる、広さ16万5000平方㍍の成田山公園。四季折々の表情を楽しめる憩いの場として参詣者だけでなく、市民にも親しまれているが、今月中旬からモミジ、クヌギ、ナラ、イチョウなど、約250本の木々が赤や黄色に色づく。回遊式の公園で、池の水面に映る紅葉は格別。関東圏では、駅から徒歩で行ける本格的な紅葉スポットとして人気だ。
11日から26日までの「紅葉まつり」開催中の土、日曜と祝日は公園内の茶室「赤松庵」(書道美術館隣)で茶会が催される。10時から15時までの先着順。公園内竜智の池浮御堂では、11時からと13時30分からの1日2回、筝、三絃、津軽三味線、二胡、尺八などの演奏会が開催される。
▽アクセス:京成、JR成田駅から徒歩約10分。
▽問☏0476・22・2102(成田市観光協会)。
企画展
「クラフト展―手仕事いろいろー」
18日(土)19日(日)
成田山書道美術館
開催日に限り入館無料
成田山公園内にある成田山書道美術館では紅葉まつり会期中の18日(土)、19日(日)の2日間「クラフト展―手仕事いろいろー」を催す。時間は9時から16時。今回で13回目の開催で、毎年数多くの参加者に喜ばれている企画だ。「作家たちの手によって産み出される個性豊かな作品やワークショップ等の体験企画を通じて、より多くの方々に手作りの良さを再認識してもらい、文化芸術への造詣を深める機会を提供出来たらと考えています」と同館担当者の佐藤昭久さん。
シュガークラフトやリース、手作りろうそく、手作りアクセサリー作り体験など。費用はどれも1000円前後と手ごろで、所要時間は30分程度。小学生以上なら、誰でもチャレンジ出来そうな内容。松栄堂のお香の移動販売車「ことことワゴン」もやってくる。同館は、2日間は入場が無料なので、著名な書の作品に触れられるチャンスでもある。▽問☏0476・24・0774(成田山書道美術館)。