自然と対話して、環境教育を伝承する団体 npo法人八千代オイコス

ふれあい毎日

前日の雨も上がり、時折日差しが降り注ぐ9月13日、八千代市内を流れる花輪川で、川の清掃、泥の除去、草刈り等の作業が行われた。主催はNPO法人八千代オイコス。当日は会員8名と、日本ボーイスカウト八千代第二団4名も加わっての作業だ。

「こういった作業で川の保全を行っていても、周囲の環境の変化で年々生き物の数は減ってきている」と元代表の川瀬純一さん(80)は嘆く。しかし、長靴で入ってみると、澄んだ川の中にはエビが泳ぎ、黒い羽の川トンボが緑の水草の上にとまっている。

オイコスの約20年の環境保全活動は、地道な努力の積み重ねだ。彼らの熱意と努力がなければ、今この風景を見ることはできなかっただろう。

設立は2001年。以来、印旛沼の上流にある花輪川の遊歩道の整備や環境保全を行い、自然と対話して、環境教育を伝承する団体として、地道な活動をしてきた。

子どもたちの、自然を愛し大切にする心を育もうと年に一回、小学生向けに花輪川を教室に「川の学校」を開催してきた。

「市内には、子供たちが実際に入って水に親しめる川はほとんどないため、花輪川の存在は重要」と、事務局の小林和幸さん(75)。今年はコロナの影響で、残念ながら一般参加者向けの多くのイベントが開催出来ず、「川の学校」も中止となった。

しかし、川作業に参加するオイコスの会員らの表情は明るい。「ここをね、大人たちの居場所にしたいんです」と話すのは代表理事の金室彰さん(69)。オイコスは、ギリシャ語で「家」の意。一緒に活動する新会員も募集中だ。

10月25日(日)には秋のエコ活動とウォーキング(雨天中止)を開催予定。申し込み先着順30名。小学生以上(小学生は保護者同伴)、参加費一人300円。申し込みはホームページのみ、締め切りは10月10日(土)。詳細はHP。

http://yachiyo-oikos.jp/eco_entry/  ▽問☎090・1842・8738(事務局 小林さん)

タイトルとURLをコピーしました