街の賑わいとともにご当地ソングあり! 

アッキーの柏は音楽の街だ!

 笑いのたえない街に 深みのある街に 楽しさ溢れる街に そして安らぎを持てる街にしよう♪

 このフレーズから始まる「home town」という曲は、1998年に柏商工会議所青年部20周年記念行事の一環として、柏の街を自分たちの力で魅了的な街に変えていこうと当時の若者たちで結成されたストリート・ブレイカーズという団体(現在も継続中)のテーマソングとして発表された曲です。


 なんとこの曲を作り、歌っているのは、団体の一期生として活動していたナオト・インティライミ。一緒に柏の街の盛り上げをやっていた仲間です。


 当時の柏駅東口のダブルデッキはストリートミュージシャンが溢れ、1999年には柏のストリートからデビューが決まったサムシングエルスが全国的に大ブレイク!一気に音楽の街かしわとして全国に広がりました。

 東の渋谷という言葉も生まれ、音楽に包まれた柏の街には若者が溢れ、とにかく賑っていました。
2006年には「柏兄弟」という地元音楽レーベルが設立され、いよいよ柏の音楽も本格化。柏レイソルの協力のもと、柏レイソルサポーターズソングCD「太陽は燃えている」がリリース。

 1曲目は柏を代表するミュージシャン、サンプラザ中野くんとパッパラー河合さん、2曲目は私 岡田亜紀が、そして3曲目はナオト・インティライミと柏レイソルサポーターが歌っています。そしてこのCD、発売初日はレイソルの試合前に発売され、1日で888枚売り上げました!


 翌年2007年には「かしわのうた」が発売、あの伝説の⁉「二人は常磐線」や、今も大活躍のカシワニくんのうた「おいでよ!カシワニ」も収録されています。


 その3年後の2010年には柏レイソルがJ2優勝、J1昇格、そして翌年の2011年にはJ1優勝と柏を挙げてのお祝いムードとともに、スポーツタウン柏としても更なる盛り上がりを見せました。


 2011年12月4日の優勝報告会には通行止めにされた柏駅西口に約一万人の人が集結。どこにこんな人がいたの?というくらい多くの人だったのを今でも鮮明に覚えています。


 あれから10年以上が過ぎ、ここ3年はコロナ渦ということもありますが、柏の街は、90年代後半からのような賑わいや活気がないような、少し寂しい感じもします。


 身動きが取れなかった3年間を経て、これからどう這い上がっていくのか?盛り上げていくのか?
どの街もそういう状況かと思いますが、こんな時こそチャンス!新たな柏の賑わいがきっと生まれるはず。そして街が活気づけば、また素晴らしいご当地ソングが生まれるかもしれません。