ふなばしアンデルセン公園

ちば湾岸エリア
デンマークの風車職人が手掛けた粉ひき風車

広大な敷地

自然の中でのびのび遊ぶ

感染症対策も万全 船橋市

2015年には旅行口コミサイト・トリップアドバイザーの「日本の人気テーマパーク」で東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに次いで第3位にランキングされたふなばしアンデルセン公園。

約38.3ヘクタール(東京ドーム約8個分)の自然豊かな広大な敷地内で大人も子どもものびのびと過ごすことが出来ると人気が高い。名称は船橋市と姉妹都市のデンマーク・オーデンセ市生まれの童話作家「アンデルセン」に由来している。

自然の起伏や雑木林を生かした総合公園で、ワンパク王国、メルヘンの丘、子ども美術館、自然体験、花の城の5つのゾーンからなる。

子ども美術館2階展示室では、16日まで「第12回アンデルセン公園きりがみ展」を開催。今回の入選作品に加え、これまでの入選作品やデンマークの子どもたちの作品も展示。アンデルセンは童話を語りながら切り紙を披露して皆を喜ばせたそう。繊細で美しい作品の数々が楽しめる。

ワークショップ室ではキャンドルづくり体験が、他に6つのアトリエでは版画、食、染、織、陶芸、木をテーマに作品作りが体験できる。織のアトリエで楽しそうに機織りをするのは江東区から来園した小5の須藤彩希さん(10)。「今回で3回目の体験。次回はもっと大きいものを作ってみたい」と話してくれた。いずれも当日受付。  

好みの糸を選んで機織り体験をする須藤さん

アスレチックなどの遊具が充実したワンパク王国ゾーン利用は北駐車場が便利。メルヘンの丘ゾーンは、園のシンボルの風車と19世紀当時を再現した建物など牧歌的なデンマークの雰囲気が楽しめる。150種10万株の四季折々の花も美しい。これからの季節はゼラニウム、キンギョソウ、マーガレットなどが見頃で、こちらは南駐車場が便利。園内ではボート遊びができる池もある。

お得な年間パスポートも販売。入園ゲートでは非接触型検温を実施。感染症拡大防止対策もしっかりされているので安心して来園できる。開園時間は9時30分~16時。(土日曜と祝日は17時まで)。月曜休園。(祝日・春・夏休み期間は開園)。入園料一般900円、高校生600円、小・中学生200円、幼児100円。駐車料金500円。

▽問☎047・457・6627。船橋市金堀町525。