歴博 企画展示 

ちば湾岸エリア

陰陽師とは何者か―うらない、まじない、こよみを作るー

10月3日(木)~12月10日(日)  佐倉市

陰陽師とはどのような存在だったのか。佐倉市にある国立歴史民俗博物館では、あまり知られていない陰陽道の歴史とそこから生み出されてきた文化をさまざまな角度からとりあげて考察、展示する企画展示を3日から開催する。古代において成立した陰陽道を都状(とじょう)や呪符など具体的な史資料をもとに、明らかにしていく。

安倍晴明は平安時代の実在した陰陽師。その姿を追うことで陰陽道の性質をとらえる。陰陽師たちが担った暦について、その製作や形式、移り変わりの様子を紹介する。

天体の位置を観測して暦を作るための器械「渾天儀(こんてんぎ)」国立歴史民俗博物館蔵

▼第117回「陰陽師と暦」 

陰陽道と暦の関係を時代と民俗に着目して考える。10月7日(土) 12時30分~16時15分。 同館講堂。登壇者:細井 浩志、林 淳、下村 育世、梅田 千尋、赤澤 春彦、小池 淳一 他。

▼第447回「陰陽道と伝承文化」 

民俗学の視点から陰陽道をとらえなおす。
11月11日(土)13時~15時。同館講堂。講師:小池 淳一氏。

▼子ども向けギャラリートーク。10月14日(土) 14時~。企画展示室A・B。担当者:小池 淳一氏。対象は中学生以上。開始時間までに企画展示室A入口に集合。

▼会場:国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B。9時30分~16時30分(入館は16時00分まで)。国立歴史民俗博物館蔵

▽入館料:一般1000円/大学生500円。※高校生以下、障がい者手帳等保持者と介助者は入館無料。

▽休館日:月曜。

▽問☏:050・5541・8600(ハローダイヤル)。
▼住所:佐倉市城内町117。

トップ写真:陰陽師と式神・外道 復元模型

国立歴史民俗博物館蔵