丹精の庭 吉田ガーデン

吉田ガーデン

「ルリビタキの花園」

佐倉市

佐倉市の吉田勝彦さん（66）宅の庭は豊かな自然に囲まれ、目の前にある約400㎡の丹精した花畑には色とりどりの花が一年中咲き誇る。30年前に購入した自宅の庭を、丹精して作り上げ、15年ほど前からオープンガーデンとして開放。花々を眺めながら散策出来るようにデザインされ、まさに秘密の花園のようだ。

退職後本格的にガーデニングに取り組み、２０１６年から「ルリビタキの花園」としてオープンした。冬に同ガーデンに訪れる青く美しい野鳥のルリビタキが名前の由来だ。

同園では年２回オープンガーデンを開催している。３月から５月は桜やチューリップ、パンジーなど、８月から９月はポーチュラカ、サルビア、千日紅、彼岸花などが咲く。

今の季節は特に広報はしていないが「アジサイが見頃です」と吉田さん。この時期はオルレアというレースのような白い花、千鳥草、ヤマアジサイの赤い花も楽しめる。

前職は教職の吉田さん。音楽教師ではないものの、若い頃からギターの弾き語りはプロ級の腕前。コロナ前は病院や学童保育や老人施設などで演奏活動をしていた。現在も毎日レッスンは欠かさないとのことでオープンガーデンの時期にはガーデンコンサートを行っている。「退職後の人生は、好きな花と音楽で皆さんに喜んで貰い、社会に貢献出来たら」と話す。

自宅内には自ら撮影した花の写真がディスプレイされていて居心地の良い空間だ。２階から眺める庭の風景がお気に入りだそう。見学は可能。