スリランカの魅力に浸る「スリランカフェスティバル」1万人以上の人出で賑わう

ちば湾岸エリア

鎌ケ谷市

 インド洋の真珠とも呼ばれる美しい国スリランカの文化が楽しめる「スリランカフェスティバル鎌ケ谷2024」が5月18日(土)19日(日)の二日間、同市役所駐車場で開催された。

 このフェスティバルは国交樹立70周年を記念して2022年10月に鎌ケ谷市で初開催。3回目の開催となる今回も伝統工芸品、料理、ヨガやアーユルヴェーダ体験などの出店があった。

 主催者の在日スリランカ協会会長サマンプリヤンカラさんが鎌ケ谷市在住であることが開催のきっかけ。鎌ケ谷市在住のスリランカ人は約60人。

 オープンの午前10時と同時に次から次へと人々が集まり、昼までに会場は溢れかえった。ヨガスペースも多くの参加者で埋め尽くされた。実行副委員長で、ヨガ講師の門脇みな美さんはヨガ終了後、「こんなに多くの人が集まるとは驚き。健康に興味があるのを実感した」とうれしそう。

 会場内ではキングココナッツを飲んだり、カレーを食べたりする人々、民族衣装やセイロンティを購入したりする人々などが思い思いに楽しんでいる。記者も次から次へと様々なブースを巡り、飽きることはなかった。ステージでは伝統からモダンまで10種類のダンスが繰り広げられた。

 アーユルヴェーダ体験のブースにも行列が出来ていた。「アーユルヴェーダとは長い歴史を持つインド・スリランカ発祥の伝統医療。その伝統医療とリゾートが融合するリゾートツアーの申し込みも多いです」と「カルナカララアーユルヴェーダリゾート」の取締役B.

K.G.航(わたる)さんが教えてくれた。

 今回で3回目となったスリランカフェスティバルには2日間で1万2000人もが会場を訪れた。インド洋に浮かぶ神秘の島国スリランカに思いを馳せた時間であった。