帯状疱疹と痛み・後編

東葛まいにち

 先月に引き続き、帯状疱疹についてお話します。

 前回は、帯状疱疹を発症する仕組みと主な症状、予防法についてご説明しました。今回は、医療機関への受診とお薬についてご説明します。


 帯状疱疹は身体のどこにでも発症する可能性があります。症状の出かたは大きく分けて2種類に分かれます。皮膚の症状(水泡)が先に出るパターンと痛みが先に出るパターンです。どちらにしても、受診する科は皮膚科になります。その後「帯状疱疹後神経痛」を合併した場合は、ペインクリニックの受診をお勧めします。


 もし顔面が発症部位ならば、顔面には色々な神経が走っているので、それに合わせての受診が必要になってきます。目の付近にできたのであればヘルペス性角膜炎や虹彩炎があり、眼科の受診も必要になります。


 また、顔面の動きを司る神経や聴覚と平衡感覚を司る神経に感染した場合、耳鼻科やペインクリニックの受診も必要になります。


 帯状疱疹に効果のある薬も何種類かあります。ただこれらの薬に共通する注意点は、出来るだけ早く服用を開始し、指示された日数をちゃんと服用しなければならないということです。


 痛みに対しては、痛みが強くなってからではなく、帯状疱疹の治療開始と同時に神経からくる痛みのケアを始めるのが良いとされています。


 主治医の先生とよく相談して「帯状疱疹後神経痛」という合併症を防いでいくことが大切ではないでしょうか。


 また、薬局は皆様の気軽な相談場所で、薬剤師は相談相手です。お薬についての疑問や不安などがありましたら遠慮なく仰ってください。


担当薬剤師 斎藤英祐 まり松戸薬局 松戸1329大橋ビル1F ☎047‐308‐7971 

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