その考え、リフレーミングしましょう。

自分のペースでだいじょうぶ

 Q. 私は、サークル活動の仲間に「そんなに物事を暗く考えちゃだめよ」とか「もっと明るく」とよく言われます。先のことを悪い方に考えてしまう癖や暗く考えてしまう性格を変えたいのですが…。(60代女性)

 A.こういう例えをご存知でしょうか? コップに水が半分入っています。あなたは、「もう半分しかない」と思いますか?それとも「まだ半分もある」と思いますか?「もう半分しかない」と思うと不安な気持ちになりますね。反対に「まだ半分もある」と思えると、心に余裕が生まれます。この後者の考え方をリフレーミングと言います。
 「リ・フレーミング=物事の捉え方を変えて、別の枠組みを捉え直す」という意味。子どもがテストで60点をとった。「なぜ、60点しかとれなかったの?大丈夫かしら?」=不安、焦りの気持ちです。それに対して「60点もとれたのね。今度は70点を目指そうね」=期待、喜びの気持ち。これがリフレーミングです。ポジティブシンキングに通じますね。
 更に例を挙げてみましょう。「頑固」をリフレーミングすれは「意思が強い」。「あきっぽい」は、「好奇心旺盛」に。「しつこい」は、「粘り強い」という風にリフレーミングできます。
 あなたが、将来の健康のことを考えて暗い気持ちになったとしましょう。認知症になったら、脳梗塞で半身まひになったらどうしよう…。心配事は尽きません。しかし、そう考えたあなたは一歩前進しています。健康が心配なので、毎日ウォーキングをしようとか、野菜をいっぱい食べようと予防の気持ちにリフレーミングするチャンスです。
 「暗く」物事をとらえがちなあなたは、リフレーミングすると「思慮深い」「落ち着いている」となります。物事を慎重に考え、計画性を持って暮らしていけるということではないでしょうか。