2019年夏、初めての出産!
出産したら、痛みも辛さも終わり!可愛い我が子を聖母マリアの絵画のように抱いて愛情を注ぎ、余裕の笑み。
そんなことは全くなく…! 不安な日々が続きました。
まず、私が一番最初に行き詰まったのは母乳マネジメントです。母乳のコントロールが思うようではありませんでした。
「出産したら勝手におっぱいが出てくるものだ」と思い込んでいた私。出産した次の日から飲ませ方や、ゲップのさせ方など産科の看護師さんたちは丁寧に教えてくれましたが、母乳が出ない。
母乳を吸わせても体重は1ミリも変わらず。
授乳時間は、他の産婦さんともタイミングが同じだったため、母乳が出ないことが劣等感を感じさせました(もちろんまだ出ない人もたくさんいました)
退院からしばらくしても、状況は変わらなかったので、ネットで検索して助産院にいくことになりました。
助産院に行くと、驚きの事実が。
「出産前に来てもらってマッサージしたら早かったかもしれないですね。経産婦さんは、出産前から通ったりしてます。」
えええっ!出産前に行く人がいるの?教えてほしかった…
そして、とっても痛ーいマッサージを受けて、母乳が噴水のように出るようなりました。
すると今度は、乳腺炎を心配することに…。
私の場合は何時間もおっぱいを飲んでもらえない、飲ませられないと、息が苦しくなってきます。すやすやと寝ている我が子を見ながら、心の中はヒヤヒヤ。詰まって乳腺炎で助産院へ駆け込む日も多くありました。
出なければ不安な母乳。出たら乳腺炎が心配な母乳。ちなみに、全くトラブルなく卒乳まで行く人もいるそうです。
私の場合は、毎週のように助産院へ通い、お財布からお札がどんどんと消えていきました。とほほ。
その母乳で世界で一つのものを作ったことは、また次回お話しします。