販売店・編集部おすすめの店

おすすめします!このお店

厳選素材にパティシエの愛を込めて

Patisserie PARADIS

八千代市

ミモザのリースの掛かった扉を開け、店内に一歩足を踏み入れると、店いっぱいに甘い香りと季節の果物をふんだんに使ったケーキと焼き菓子が目に飛び込んでくる。

オーナーパティシエの三浦克也さん(39)は、都内や県内で経験を積み、「家族で楽しんでもらえるスイーツを」と2017年、東葉高速「八千代中央駅」近くに開店。

この時期のおすすめは、地元八千代産のイチゴよつぼしを使った「プレミアム苺ショート」(620円)。「生クリームとカスタードクリームを使用。2種類のクリームのくちどけの速度や変化、食感の違いを口の中でお楽しみいただけるはず」と三浦さん。

「おいしかった」の声が一番うれしい、と三浦さん

焼き菓子に力を入れていて、イチオシは袖ヶ浦の若鶏限定の新鮮卵と2種の小麦粉、酸味の違う3種のレモンピールを使って作る「レモンケーキ」(200円)。口に入れるとレモンの爽やかな香りが口いっぱいに広がる。夏限定だったが、リクエストが多く、通年販売に。人気の焼き菓子だ。

「一人で作っているので、生のケーキは売り切れてしまうことも多くてお客様には申し訳ない」と語る。人気の秘密を尋ねると、「例えば親御さんが子どもに作るものは出来る限り添加物や農薬が少ないものを使いたいと思いますよね。そういう風に大事な人に食べてもらいたいという気持ちで作っている」と話してくれた。

自らを研究好き、と語る三浦さんのスイーツは、素材を厳選して何度も試作を重ね、洗練された上質なものだが、食べる人への想いが込められているだけに、とりわけやさしい味に仕上がっている。11時~17時。水曜定休、火曜短縮営業。不定休あり。🅿2台。現金のみ。

▽八千代市ゆりのき台1-4-2イワイビル2-101。