創設から１８年を迎える日本体育大学柏高等学校駅伝部。現在、女子１８人、男子２０人で活動している。
女子駅伝部顧問の小川健太先生は、自身も日体大柏高校駅伝部の出身。
「入部してくる生徒たちは駅伝経験者が多いので、主体性を重視しています。練習は朝と放課後に１時間～１時間半ずつ。中学では成績を残せなかった子が高２、高３にかけてぐんとレベルを上げることもよくあります」
おおたかの森中学校出身の染谷莉音さん（高３）もその一人。「入部してから思った以上にタイムが伸びて、自分でもびっくりしています。中学校の部活と比べて練習量が増えたけど、それが結果につながっていると思います」と笑顔を見せる。
我孫子中学校出身の廣瀬陸さん（高１）は、昨年開催された第７５回東葛駅伝優勝校「我孫子市立我孫子中学校」のメンバー。３区を走った。
『日体大柏の駅伝部なら自分が成長できる』と考え、入学を決めたという廣瀬さん。
「去年は東葛駅伝で優勝して、周りの人たちからも『おめでとう』と声をかけてもらうことが多く嬉しかった。高校の練習は中学の時より厳しいけど、仲間たちのレベルの高さもモチベーションにつながっています。今は県大会に向けて集中して練習に取り組んでいます」と話す。
男子駅伝部顧問の原田正彦先生は、松戸四中出身。東葛駅伝は３年間走った経験者でもあり、箱根駅伝では区間賞を受賞している。「基本をしっかりやるということをモットーにしています」
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