ありのままの自分でいられる場所「フリースクールネモ」                       

ふれあい毎日

    

npo法人ネモ 千葉不登校・ひきこもりネットワーク 習志野市

 様々な理由で学校に行けない、行かない子どもたちが増えている。そんな不登校の子どもたちが通うフリースクール「ネモ」が習志野市本大久保にある。

ここは、「交流会ニョッキ」からスタートして17年、不登校や引きこもりで悩む子どもや家族の受け皿になってきた。現在小学1年生から30代までの27人が通っており、3人のサポートスタッフが在籍する。  

出迎えてくれたのは、笑顔の女性、阿部直子さん。次々とやってくる生徒たちは検温、靴底や手指の消毒をしてから2階の部屋へと上っていく。「遠くは東京都や茨城県内からも通ってくる」と理事長の前北海さん。ここでは「うみさん」と呼ばれている。

「家でも学校でもない“居場所”が不登校の子どもたちには必要。そしてその居場所は、人と人との繋がりの場のことなんです」と前北さん。

スタッフは不登校の当事者や経験者、その親たちだ。理事長の前北さん自身も不登校経験者であるだけに、理解者であり、心に寄り添うことが出来る共感者なのだ。

事務局の阿部さんは「ネモの良いところは、強制しない、なんでも皆で相談して決める、そして居心地が良いところ」と話す。部屋では、コロナ対策のプラ板をはさんで座った子どもたちがゲームをしたり、ソファで本を読んだりと、思い思いに過ごしている。

小学4年生のときから通う容くん(11)は、「ネモに来ると、家にいるよりもメリハリがあって楽しい」と話す。ここでは他の人がいても、自分のペースが乱されることはなく、それぞれの意思が尊重される。“何もしなくても、居るだけで大丈夫”そんな居場所がネモにはある。

 ネモでは10月に市川市内でも新しいフリースクールをスタートさせた。

NPO法人ネモネット〈フリースクール ネモ〉 不登校・ひきこもり 千葉県内のネットワーク

▽問☎047・411・5159(月・水・木・金曜10時~16時)。e-mail:info@nponemo.net

前北さん〈左)と阿部さん

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