10月29日㈯麗澤大学柏キャンパス内の生涯学習センターで公益財団法人モラロジー道徳教育財団主催「家族のきずな」エッセイ表彰式が3年ぶりに新型コロナウイルス感染症対策のため、入賞者8名に絞って会場で行われた。
「家族のきずな」エッセイの募集は、東葛地区(柏・我孫子・鎌ケ谷・流山・野田・松戸の各市)の小学校5年生から寄せられた2023編(応募小学校総数38校)の応募の中から、千葉県知事賞をはじめ優秀賞8編と入選作品42編を決定し表彰。「家族のことを考える機会を通じ、その大切さに気づき、家族のきずなを一層深め、豊かな心を育てること」をねらいとし2003年より毎年実施、今年で19回目になる。
受賞者は下記の通り。
●千葉県知事賞
関口結子さん(柏市立柏第一小学校)
●柏市長賞
楯 陽葵さん(柏市立松葉第一小学校)
●柏市教育長賞
仲村紗那さん(柏市立十余二小学校)
●柏市小中学校校長会会長賞
下池杏奈さん(柏市立光ヶ丘小学校)
●柏市PTA連絡協議会賞
中村建斗さん(柏市立柏第三小学校)
●ジェイコム賞
宇波咲良さん(柏市立柏第一小学校)
●麗澤大学賞
吉田粋太稜さん(我孫子市立布佐小学校)
●モラロジー道徳教育財団賞
川島汐織さん(流山市立八木北小学校)
●入選作品42編
県知事賞に選ばれた関口さんは「1年生の時骨折して手術に。その時、両親や祖父母、大叔母がすぐに集まり応援してくれたことが私のエネルギーになった」と、その時のことをエッセイに。
モラロジー道徳教育財団賞の川島さんは「この賞を取れたのも家族のおかげです。毎年行われる英語のスピーチコンテストの挑戦も、昨年亡くなったおじいちゃんの『努力家だね』と褒めてくれる言葉が私を前に進む気持ちを持たせてくれました」と家族への感謝の言葉を話してくれた。
入賞・入選の作品50点は、同財団ホームページか、髙島屋柏店・テラスモール松戸などで順次行われるパネル展で読むことができる。日程などの詳細は同財団ホームページで確認を。