K太せんせいの「放課後の黒板消し」

K太せんせいの「放課後の黒板消し」

K太せんせいの放課後の黒板消し64

 整備、その時。  コロナ禍とはいえ、少しずつ部活動や各種大会が再開し始め、練習試合に赴く週末が増えてきました。この時期、チームには新入生が入部し、新たな活気を呼び込んでいます。  さて、練習試合の一場面でグラ...
K太せんせいの「放課後の黒板消し」

K太せんせいの放課後の黒板消し63

 コロナ禍での成長  出来なかったことが出来るようになることを成長と呼びます。一方で、出来ることが増えることによって生じる「困ったこと」もまた成長の一面ではないかと思う今日この頃です。 コロナ禍はなかなか収束へ...
K太せんせいの「放課後の黒板消し」

K太せんせいの

放課後の黒板消し62  文学の窓〈文学忌〉  作家や詩人、歌人などの忌日(命日)を「文学忌」と言います。作家の文学的な業績に想いを馳せ、語らい、偲ぶ日とされています。 名称には「漱石忌(12月9日)」のように作家の名前が...
K太せんせいの「放課後の黒板消し」

K太せんせいの放課後の黒板消し61

放課後の黒板消し61 文学の窓〈漱石と三部作〉  夏目漱石は明治から大正時代にかけての文豪です。旧千円札の肖像としても有名ですね。近年(2014年)には代表作の一つである『こころ』を当時連載していた新聞上で再掲する連載100周...
K太せんせいの「放課後の黒板消し」

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K太せんせいの放課後の黒板消し 60  文学の窓〈冬〉  清少納言の『枕草子』第一段は有名な「春はあけぼの」から始まります。「春は、夜が明け始めるころ(がよい)」という意味でしたね。では皆さん、まもなく訪れる〈...
K太せんせいの「放課後の黒板消し」

K太せんせいの放課後の黒板消し 59

 日々の記録 つけていますか  「今日はプール遊びをしました。お顔を2秒つけられました。少し鼻水が出ています」保育園では2歳位まで、先生がその日の出来事や成長の様子を「連絡帳」に記録します。保護者も家庭での様子や気づいたこと...
K太せんせいの「放課後の黒板消し」

K太せんせいの本棚26

 山岳小説の世界    「ほんたうに、かしはばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかつたり、十一月の山の風のなかに、ふるへながら立つたりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。ほんたうにもう、どうしてもこんなことが...
K太せんせいの「放課後の黒板消し」

K太せんせいの放課後の黒板消し 58

 あいさつは国境を越えて……  メダルラッシュに沸いた東京五輪。選手の活躍に胸を躍らせ、重ねられた努力を知っては涙し、負けてもなお凜として相手を称える姿に尊敬を覚えた瞬間の数々は、今も心に残っています。 一方で、今大会...
K太せんせいの「放課後の黒板消し」

K太せんせいの本棚25 『夏の騎士』百田尚樹著

   『夏の騎士』は百田尚樹版「スタンド・バイ・ミー」と言われる、一夏の冒険と友情を描いた物語。お話は「勇気―それは人生を切り拓く剣だ」という一行から始まります。  主人公は小学校最後の夏を迎えた「意気地なしで臆病な」...
K太せんせいの「放課後の黒板消し」

 夜は短○ 歩○○乙女

K太せんせいの本棚24  『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫)は森見登美彦が描く「冒険」のお話。主人公は「黒髪の乙女」とその彼女に恋をした「先輩」です。冒険の舞台は夜の京都の街。不思議な三階建ての路面電車、学園祭に古本市……す...
K太せんせいの「放課後の黒板消し」

K太せんせいの放課後の黒板消し57

ときには「ヒラメキ」も 授業中には大まかに分けて二つの時間(目的・ねらい)があります。 一つ目は「理解」。説明や練習問題を通して、または語彙や資料を加えることで知識を深めていく時間です。 二つ目は「思考」。課題や...
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K太せんせいの本棚23

『宇宙においでよ!』 「三次元アリ」のお話    「どうして宇宙に行くの?」皆さんはこの素朴な質問に何と答えますか。浮かんでみたいから、丸い地球を見てみたいから……色々あるでしょう。しかし一方で、私たちの世界にはたくさんの問...