マンション防災マニュアルの必要性!
〜市川市の取り組み〜
昨今、地震、豪雨等の自然災害が多く発生し、建物の耐震についても見直されてきました。議会での質問を受け、市川市は今年3月、新たに市民向けマンション防災マニュアルを作成しました。
市川市の人口は約49万人、そのうち6割が集合住宅に暮らしています。しかしこれまで、防災計画は戸建て住宅を想定して作られており、マンション住民へマンションならではの課題があること、マンションに特化したトイレや駐車場の問題の対策が急務であることは、充分に伝えられてきませんでした。
市民の安全安心を守ろうと、今回は、マンションでの防災力アップを図り、イラスト入りでわかりやすい内容となっています。市内の各マンション管理組合が、自分のマンションの計画をたてるのに役立つ、ひな型も入っています。近隣自治体では先駆けての取り組みです。(市川市 Ⅿ子)
▽問☏047・712・8563(市川市危機管理課)。