皆さん「ヨロン島」をご存知だろうか。沖縄の北の海上に浮かぶ鹿児島県最南端の島だ。周囲はたったの23㌔、人より牛の数が多いのはちょっと有名な話。
今日はそんなヨロン島が誇る名所「百合ヶ浜」を紹介したい。
百合ヶ浜は例年春~夏の大潮の干潮時に顔を出す白い砂浜だが、普段は海の中にある。ゆえに幻の砂浜と呼ばれている。
ビーチからグラスボートに乗船して数分、波によって美しく砂紋が刻まれた百合ヶ浜に降り立つ。 遠浅の白浜に光を受けた海水が輝き、ヨロンブルーの海へと続いていく。どこまでも広がる青と白の世界に包まれて、心地よい潮風に吹かれていると多少の悩みは忘れてしまえるのだ。
歳の数だけ星砂を拾うと幸せになれるなんて言い伝えもある。大人の皆さんはちょっと大変かもしれないが、ぜひチャレンジして欲しい。 そうそう、当然だけれど日除けになる建物や、まして木など生えていないので、日焼け対策はお忘れなく。
(写真・文 一般社団法人 ヨロン島観光協会 小高)