ここ数年、柏のイベントで、ものすごいギターのうまい青年がいると話題になっている彼こそが、シンガーソングライターでありギターリストの山田元気くん（以下、元気くん）です。１９９８年生まれの25歳。先天性四肢障害を右手に持って生まれ、右指が欠損している天才ギターリストでありシンガーソングライターです。
父親に「お前は神の手を持って生まれてきた」と言われて育てられた元気くんがギターを始めたのが小学生の頃。中学までは人前で演奏する機会もなくひたすら練習しているだけでしたが、高校で軽音楽部に入り、人前で演奏するようになり、自分の演奏でお客さんが沸いている姿を見て初めて音楽とは素晴らしいと感じたそうです。
それまでは服の袖で右手を隠したり、人と自分は違うと比べてしまったり、とにかく自信がなかったと言います。それでも地道に続けていたギターが彼を救ってくれました。そんな元気くんは野田育ち。ご実家は今も「フラワーショップ花時間」と言うお花屋さんを営んでいます。隣の市ではありますが、なかなか柏に来る機会がなく、高校に入り柏のライブハウス「スタジオウー」でセッションに参加したのをきっかけに柏に来るようになりました。そして高校３年生の時に出たギブソンジャズコンテストで準優勝、その頃から「音楽の道で生きていくしかない！音楽で生きていくのだ！」とポジティブな思考になってきたそうです。
そして高校卒業後から本格的にギターリスト、シンガーソングライターとして活動し始め数々のコンテストで優勝するようになりました。「なんかすごい奴がいる！」と噂は広まり、様々な柏のイベントなどから声が掛かるようになり今に至ります。
最近ではメディアやSNSでも話題になっていて、近い将来、必ず世に出ていくミュージシャンであることは間違いありません。夢はギターヒーロー。誰かの憧れであったり、元気や勇気を与えてくれる存在。また、障がいの有無は関係なく、これだけやれるんだ！というところを、大人のみならず子どもたちにも証明しパワーを与えられる存在になることです。全てをフラットな状態して世界に羽ばたく音を聞いてほしいと話してくれました。
ぜひ魂の音をライブで聞いてほしいです！そしてあなたも何でもできる、何にでもなれる、そう背中を押してもらえるはずです。
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