東葛地区の自然観察や保全を目的に活動している『東葛しぜん観察会』(2000年9月設立、会員数70人)は、自然観察指導員またはそれを目指す人々の集まりで、毎月1回、一般市民向けの観察会を開催している。
6月5日に行われた第174回東葛しぜん観察会「手賀沼でお散歩しぜん観察会」には一般参加者18人(内小学生1人、中学生1人)、指導員16人と、手賀沼自然ふれあい緑道の整備を担当している(株)新松戸造園の職員9人の計43人が参加。
3チームに分かれ、北柏駅から手賀沼自然ふれあい緑道、柏ふるさと公園、北千葉導水ビジターセンターをおよそ3時間かけて徒歩で廻った。
緑道沿いの樹木や草花、それらに訪れる昆虫などの観察のほか、手賀沼に伝わる藤姫伝説や、呼塚河岸の常夜灯の歴史などを資料を交えながら指導員が丁寧に説明。参加者たちは夢中で聞き入っていた。
代表の山口正明さんは、「コロナ禍で観察会は2年ほど中止していたが、今年4月からようやく再開することができた。これからも自然の大切さを理解し、伝えていきたい」と話した。
東葛しぜん観察会 今後の予定観察会「みんな集まれ!江戸川土手で虫・コウモリ・星さがし」
日時:2022年8月27日㈯16時30分~19時30分
集合場所:松戸駅西口16時30分 観察場所:江戸川河川敷
持ち物・服装:飲み物、軽食、ライト、レジャーシート、帽子、長袖長ズボン着用、虫対策
雨天中止、参加費200円(小学生以上) 申込先 ☎080-1192-8359(長谷川)
※受付開始は8月13日㈯~、先着25人。