ようやく春らしくなり、オシャレをしてお出かけしたい季節がやってきましたね!今回は大正製薬の研究員 渡部佳子さんに美髪を育てるシャンプーの仕方や抜け毛予防、日々の生活で何をすべきかを伺いました。
■健康で美しい髪を保つシャンプー方法
「良い髪の毛は良い頭皮から」 毎日のシャンプーの仕方がとても大切です。シャンプー前に軽くブラッシングをすることで、頭皮と髪の汚れが落ちやすくなります。髪の毛を良く濡らし、シャンプーを手に取り良く泡立ててから髪の毛につけ、指の腹を使って丁寧にマッサージするように洗っていきましょう。シャンプーはすすぎ残りがないように、しっかりすすぎましょう。トリートメントはまず痛みの出やすい毛先からつけて、髪全体にいきわたるようだんだん根本に向かってになじませ、ぬめり感がとれる程度にすすぎます。
■ヘアケアのコツ
女性の場合、30代頃から髪質が変わったと感じることが多く「髪がまとまりにくい、うねる、セットしにくい、ボリュームが減る」などの悩みが出てきます。そう感じた時は、自分の悩みに応じたシャンプー・トリートメントに切り替えるタイミングかもしれません。髪の毛のダメージを集中補修したい場合はヘアマスク、頭皮環境を整え健康的な髪のケアのために育毛剤なども取り入れると良いでしょう。育毛剤は製品に記載されている用法・用量を確認して使いましょう。
■良い髪を育てる食生活
健康な髪の毛に必要なたんぱく質、亜鉛、ミネラル等をバランスよく摂取することが必要です。頭皮の血流を良くするためにもバランスの良い食生活を心がけましょう。
■ダメージを受けてしまったら
これからの季節は紫外線が強くなります。強い紫外線を浴びすぎると髪の表面を覆っている脂質が損なわれ、髪表面のキューティクルがダメージを受けてしまいます。さらに、髪の毛の内部まで紫外線が及ぶと、髪の毛を構成しているタンパク質やメラニン色素にもダメージを与え、髪がパサついたり退色しやすくなったりします。帽子や日傘でできるだけ浴びる紫外線量を減らしたり、ミルクやオイルなどのヘアケア製品アイテムをつけたりして髪の毛の表面を保護しましょう。ダメージを受けてしまった髪には内部補修効果の高いトリートメントを使うと良いでしょう。
「10年後もキレイな髪の毛でいるために、今できる事をしていきましょう」と話して下さった渡部さんが所属する大正製薬のリジェンヌヘアケアシリーズは、年齢を重ねた髪と頭皮ケアを考えた独自処方。髪の水分や油分を補うことで髪内部の密度を整え、ハリや潤いを高めます。髪の毛のお悩みに合わせて2タイプあるので、髪が細く絡まりやすい方には「スムース&ボリューム」(左2点)、毛先がパサついて広がる方には「モイスト&ボリューム」(右2点)がおすすめです。
フレッシュフローラルの香りで気分も晴れやかに、髪の毛のボリュームもツヤもアップ!ぜひ試してみて下さいね。
渡部佳子(わたべけいこ)
大正製薬株式会社セルフメディケーション開発研究所所属。2007年入社来、OTC医薬品の開発に従事。現在、毛髪科学や皮膚科学に基づく製剤の開発を担当。