八千代朗読サークル「新・みちの会」朗読発表会

ふれあい毎日

『ユタとふしぎな仲間たち』(三浦哲郎原作)

10日(土) 八千代市

勝田台文化センター

朗読サークル「新・みちの会」は今年9月に設立19年を迎える。勝田台文化センターで10日(土)、朗読会を開催する。

毎年行っていた朗読発表会がコロナのため中止となり、今回は3年ぶりの開催。会員は16名、月2回八千代台公民館で定期練習を行っている。

指導と演出は八千代市在住の東百道(ひがし ももじ)さん(76)。県内と都内で合わせて5つの朗読サークルを指導、朗読理論について数多くの著書もある。

指導の東百道さん ©かすがい市民文化財団

「新・みちの会」は、東さんが設立当初から指導してきた会。「今回の公演のように、内容の深い作品を会員がリレー形式で読み継いでいく方式は、力のある会員にしか出来ない。年齢も性別も経験年数も違う会員たちが一つの物語を朗読する形式は難しいが、作品への共通イメージを持ちながら朗読することで一体感が生まれ、しかも聞き手を飽きさせない」と東さん。

東さん指導の第一期生であり、設立当初からの会員、江本なつみさん(87)は、東さんが「日本の朗読界でも超一流」と語る人物。自主練での後輩への指導は、言葉一つひとつのイントネーションから、作者の意図までを深く読み込んだ力強くも細やかなもの。

今回の演目は田舎に引っ越してきた都会の男の子ユタが、座敷わらしとの出会いを通して成長していく物語。「一見すると童話仕立ての物語のようだが、内容は深い。過酷な現実が背景にあって、単純には解釈出来ない」と、メンバーの皆さん。

会員が紡ぐ、色彩豊かな朗読の声の糸が、どんな布を織り成すのか楽しみだ。10日(土)13時30分開演。入場無料。

▽会場:勝田台文化センター3Fホール。

▽問☏043・253・4977(事務局・小畑さん)。

写真:自主練を行う「おおわだシード」の皆さん