斬新なアイディア満載!和洋女子大とのコラボメニュー 10日まで
「やちよ蕎麦の会」
地元産蕎麦粉で新そば!
「さわ田茶家」
八千代市
八千代市内の8店のそば店が加入する「やちよ蕎麦の会」(澤田政道会長)。各店舗では同市内の契約農家が作った常陸秋そばのそば粉を使った新そばが今月から提供されている。
2002年に結成された同会は地元の休耕地でそばを育てて地産地消、そしてそばを通じて八千代市を元気に盛り上げたいという思いで活動を始めた。市内の8店舗は、八千代市の八にちなんで七福神ならぬ八福神と称し、イベントなどで活躍する。
代表は「さわ田茶家」の代表取締役、澤田政道さん(74)。「蕎麦の会では八千代市を盛り上げるために様々な取り組みをしている。6回目のイベントとなる栄養学を学ぶ和洋女子大学の学生らとの共同開発した蕎麦メニューを食べられるイベントは今月10日まで。蕎麦の会の4店舗で、味噌もつ煮そば、白いカレーそばなど、各店舗で違った味が楽しめます。八千代市内のそば屋はどこも美味しいですよ」と笑顔で話す。
「さわ田茶家」の建物は市川市にあった戦後初代内閣総理大臣の東久邇宮邸を移築した趣のあるもの。元々は澤田さんの居宅として使用していたが、50歳の時に初代店主として開業。店内にはやちよ絵手紙の森美術館の絵画が飾られていて四季を感じつつ、落ち着いた雰囲気が楽しめる設えだ。
珍しいのは「山家(やまが)田舎蕎麦」(880円)。そばの実をそのまま粉にしており力強い香りが感じられる。人気メニューは「天せいろ」(1650円)。プリプリの大海老天と新鮮野菜の天ぷらがそばのうまさを引き立てる。「挽きたて、打ちたて、ゆでたての三たてで新そばの風味を楽しんで」と澤田さん。新そば特有の香り、のど越し、腰の強さをぜひとも味わってほしい。各店の詳細は「やちよ蕎麦の会」で検索を。
▽「さわ田茶家」八千代市萱田町595。
▽定休日:月曜(祭日の場合は火曜)。11時~15時。17時~22時(早仕舞いの場合あり)。駐車場有。
▽問☏047・486・3311。