今月は、南流山駅が起点の散歩ルートをご紹介。歩道が整備されているので歩きやすいですよ。
南流山駅をスタートし、武蔵野線のガードを背にして進んでいきます。川に差し掛かったら左折すると、ほどなくして歩行者専用道路となります。
信号を右折して大きな通りを越えると「電車の丘公園」に到着。ぱっと見はシンプルな公園ですが、丘の上からは、つくばエクスプレスの線路が見えて、地上から地下にある南流山駅に向かう(もしくは逆の)電車がフェンス越しに見えます。電車自体は公園の外の道路からが見やすいですが、小さなお子さんと一緒の場合は、公園内で見ている方が安全ですね。
電車を見た後は、斜め向かいにある素敵なカフェ「リアンティーク」へ。柏モディやおおたかの森SCにもショップがある高級食パンの麥乃(むぎの)の姉妹店で、スイーツが食べられるのはここだけ。麥乃の食パンを使用したリアンティーク特製のサンドイッチの他、食事メニューなども提供しています。
一番人気のBLTサンド(480円)とフルーツサンド(450円)、シェフパティシエ間島さんイチオシのアップルパイ(500円)をいただきました。
BLTサンドはきめ細やかでモッチリとした厚切り食パンにフレッシュなトマト、レタス、ジューシーなベーコンがたっぷり。そして卵が本当においしい。野田市の菅野養鶏場で朝採れた新鮮な卵のみを使っていて、濃厚な味が特徴的です。フルーツサンドは自家製カスタードと北海道産生クリームが軽く、自然な甘さがフルーツの酸味とよく合います。アップルパイは旬のリンゴをキャラメリゼして焼きこんでおり、香ばしさと甘味が口いっぱいに広がります。
イートインは、プラス250円で日替わりスープとミニサラダをつけられます。8時から10時30分(LO)まではモーニングメニューを提供しているとのことで、朝にも再訪したくなりました。
エネルギーチャージした後は、流山街道を北上。約10分で到着したのは店先に止まっている鳥たちが目印の、猛禽類やエキゾチックアニマル専門店「鷹の庵」。家族経営のお店で、お子さん達も鳥に詳しい!生体販売だけでなく、猛禽類を使って害鳥駆除なども行う猛禽類のエキスパートなのです。
ここではハリスホーク、ハヤブサ、フクロウから選んで鷹匠体験ができます。人馴れした穏やかな鳥たちを使っていて、3歳のお子さんが参加したこともあるのだとか。500円でふれあいや記念撮影、プラス500円でグローブを嵌めた自分の手に鷹が飛んでくるフライトとエサやり体験ができます。
私も参加してみました。ハリスホークをこんなに近くで見たのは初めてで、顔つきは精悍だけど、よく見ると可愛い!そして見た目以上に軽いです。鳥は羽毛に覆われていることを再認識しました。
貴重な体験をした後は、再び駅へ。駅前広場にかわいいノボリが立っていました。市内で約300年続く森田農園のマルシェで、4年前に農家を継いだお孫さんが丹精込めて作る野菜が並んでいます。金曜日の夕方は南流山駅前広場で、水曜日は柏駅近くで出店しています。
直前に収穫した野菜はとってもフレッシュ。カブや大根などの定番野菜の他、ハンサムレタスやビーツなどの珍しい西洋野菜も販売していて、11月からは焼き芋や焼き栗も販売(焼き芋は南流山のみ)。
野菜の定期便も行っているので、マルシェのスケジュールなどホームページをチェックしてみて。
(写真・文=土肥佳子)
■リアンティーク
流山市大字木464‐1 ☎04・7199・8899 営業時間8時~19時(カフェ営業は17時まで)/水休
■森田農園 南流山駅前マルシェ
南流山駅南口駅前広場 毎週金曜日15時~18時 ※荒天中止
■エキゾチックアニマル鷹の庵
流山市南流山6‐28‐5 ☎070・6966・9110
平日18時~20時・土日祝14時~18時 木休(仕入やイベント等による時間変更やお休みの場合あり)