切り絵作家 イラストレーター

ちば湾岸エリア
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中村頼子さんの切り絵講座

次回は11月4日開催

オーエンス八千代市民ギャラリー

八千代市

イラストレーターでもあり、魅力的な切り絵作家として知られる船橋市在住の中村頼子さん(65)の講座を体験取材した。会場は開館9年目の「オーエンス八千代市民ギャラリー」。

中村さんは美大時代油絵を専攻、当時出合った切り絵の美術展でその美しさに魅了されたのが切り絵の道へ進んだきっかけ。浴衣姿の女性が印象的なアサヒ飲料の六条麦茶の商品ラベルの切り絵(ラベル付商品は販売終了)はあまりにも有名だ。近年では船橋の名所をキーホルダーにした「街ガチャin船橋」のイラストなど様々に活躍しているので、読者もどこかで目にしたことがあるのでは。明確なデザインイメージをもって、単純化された線は大胆でいながら繊細。きっぱりとした線は明快で美しい。

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「紙を切って貼るというシンプルな作業が集中できて楽しい。切った線と形が好き。これからも講座や作品展を通じて切り絵の魅力と楽しさを伝えていきたい」と語る。

中村さんからの直接指導でオリジナル作品を作り進めていく。今回の作品テーマはハロウィン。「鉛筆を持つように刃を立てずに奥から手前にカッターを入れる」。的確な指導のお陰で初心者の私でも2時間で作品を完成させることが出来た。初参加で市内在住の古河小夜子さん(72)は「とても楽しかった。先生の説明が分かりやすくテクニックが学べた」と大満足の様子。

同施設は毎月15程度の多種類なワンデイ講座や企画展示を行って好評だ。講座はリーズナブルな参加費で誰でも気軽に挑戦出来る。

中村さんの次回講座はクリスマスベルの切り絵体験。11月4日(参加費500円)。申し込みは同施設まで。

▽アクセス:東葉高速線「村上駅」下車、徒歩約10分。駐車場有。

▼「オーエンス八千代市民ギャラリー」八千代市村上2510。

▽問☏047・406・4116。 

~1面に作品を紹介しています~

※写真キャプション

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