間もなく見頃を迎えるバラ園
八千代市
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おうち時間が増え、ガーデニングが注目されている。中でもバラとなると、難しそう、と感じる読者も多いことだろう。
そこで、八千代市にある京成バラ園芸(1959年設立)を訪ねた。同社が1999年に開園した「京成バラ園」では、1600品種、1万株を超えるバラを植栽。鉢植えバラ栽培のコツを教えてくれたのはローズガーデン園長の小河紀子さん。
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同園入り口のガーデンセンターにはガーデニンググッズやバラの苗がずらりと並ぶ。「苗選びの注意点は、咲いたバラの写真だけでなく、成長したときの高さ、初心者向けかどうか、病害虫に強いか、鉢植えに向いているか等の表示をよく見て選ぶこと」と小河園長。バラの色や姿だけで選んでしまうと、大きすぎたり、病害虫に弱かったりと、失敗の原因になるそう。
「バラは、水切れを起こしてしまうと、再生が難しいんです」。鉢は苗より一回り大きめのもので、水切れを防ぐため、深さのあるプラスチック製のものがおすすめ。
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土はバラ栽培用の土が販売されているので、そちらを使用。肥料は月に1回、油粕などの有機肥料でOK。ただし、肥料の与え過ぎは禁物。逆に病害虫発生の元になってしまうそう。バラ栽培に最も大切なのが日光。「朝日から少なくとも一日4時間は日に当ててあげてほしいですね」。
4~6月は、この季節にしか出回らない「赤ちゃん苗」と呼ばれる新苗が出回る時期。「新苗の場合は、秋ごろまで蕾を摘み取り、株をしっかり育ててから花を咲かせてあげてください」。体力がないまま花を咲かせると、花を咲かせるのに精いっぱいになって、それで終わってしまうのだそう。赤ちゃん苗が出回る今の時期、おうち時間にバラ栽培を始めてみるのもいいだろう。
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京成バラ園では、春のシーズンイベント「スプリングフェスティバルIt’s so in Bloom!」を6月13日(日)まで開催中。美しく咲き誇るバラと、その香りに包まれ、アート作品の展示やイベントが楽しめる。詳しくはホームページで確認を。
▼「京成バラ園」八千代市大和田新田755。
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