柏が誇る女性総合格闘家 浅倉カンナ選手

アッキーの柏は音楽の街だ!

 AIの「ハピネス」という曲が、取材させてもらった日から頭の中でグルグル流れています。そして何故だか泣けてきてしまうのです。


 浅倉カンナ選手(以下カンナ選手)。今や誰もが知っている、とてもチャーミングで強い女性総合格闘家が実は生粋の柏っ子であることをご存知でしょうか。2017年にRIZIN女子スーパーアトム級のトーナメント戦で優勝し、この階級のスターであり続ける選手です。そんな彼女を支え、奮い立たせる音楽についてお話を聞かせていただきました。

 AIの「ハピネス」は、カンナ選手の試合の入場曲。ちょっと他の選手とは違うテイストの曲が、ピリついた会場をいつも幸せな気分にしてくれるよう。そんな曲からは想像できないような過酷な練習や減量を乗り越えてリングに立っているのです。そこまでの過程を知る人は少なく、格闘技は結果が全て。いつもそのプレッシャーと戦い、その側には「ハピネス」があるといいます。


ですが普段はこの曲を一切聞かない、いや、聞けないそうです。それは彼女の家族も同じで、特別な曲だからこそ聞くと緊張してしまうと。でも試合が近づくと常に聞いているそうです。特に減量期に本格的に入る2週間前くらいからは、自分が入場し、試合し勝利し、両手を上げて喜び、マイクを持っているところまでイメージして気持ちを高めて行くのだと。デビューしてからずっと気持ちを高め続けている特別な一曲が「ハピネス」なのです。


 カンナ選手が高校1年生でレスリングを辞め、挫折を味わった時に初めて音楽に助けられたそうです。それが清木場俊介の「今」という曲。そこから何かつまずいた時にはいつも音楽に救われていると。HIPPYの「君に捧げる応援歌」の中にある『やめんなチャンスが君を待ってんだから』という歌詞にも何度も背中を押されたと言います。カンナ選手がここまでくるまでにはいつも側に音楽がありました。


そしてすぐそこまできているのにまだ手にできていない、今最も欲しいのがRIZINのチャンピオンベルト。昨年は2連敗とどん底を味わいましたが、あの敗戦がよりベルトへの想いを奮い立たせてくれたようです。そして何と!4月17日に、『湘南美容クリニックpresents RIZIN.35』への出場が決まりました!

 まさに今頃から「ハピネス」を聞いて気持ちを高めていくところ。柏にはこんな可愛くて強い女子総合格闘家がいます。本当に格闘技が好きで、ただひたむきに夢を追い続けるカンナ選手に、是非今年は注目してください!
 そして、東葛地域のパワー全てを浅倉カンナに‼

 

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