千葉県におけるDV相談件数は…

ふれあい あごら

自分のための自由な時間

千葉県におけるDV相談件数は、5000件と増加しており、県内全体の2.5㌫を占めている。内閣府男女共同参画局によると、女性の4人に1人、男性の5人に1人が暴力を受けたことがあり、女性の10人に1人は何回も受けているという。

ウィル市川が主催する「ベルヴィ(la belle vie)」は、ストップDVを目指して啓発活動に取り組んでいて、 「女性のための情報&スペース」の名称。フランス語で「美しい人生」を意味する。

女性たち一人ひとりが、自分の人生を美しく、価値あるものとして大切にし、自分らしく生きていけるようにという思いをこめて名づけた。

息苦しさを感じたり、何かもやもやしたりする日々の暮らしの中で、安全安心な空間を提供し、お茶を飲みながら本を読んだり、情報を探したり、自分のための自由な時間を過ごせる居場所だ。

事業を始めて今年で10年。約2カ月に一回の開催。具体的な内容は、コラージュ、大人の塗り絵、パステル画のアートワークに挑戦したり、エステシャンによるハンドマッサージなど美容と健康に配慮したプログラムを盛り込んでいる。

会場の市川市男女共同参画センターは、配偶者暴力支援センターを兼ねていて、希望者は相談室に繋いでいる。

微増している昨今のDV相談は、殴る蹴るはしないが、モラハラに代表する精神的DVが増加の傾向がある。人権に対する正しい知識と知恵を育み、あなたも参加してみませんか。

次回開催は2025年3月24日(火)11時〜13時。場所は市川市男女共同参画センター。女性ならどなたでも参加可能。託児希望の方は、開催日の5日前までに問い合せ、ご予約を。対象生後10カ月から未就学児。

▽問☏047-322-6700(市川市男女共同参画センター)。

(市議 石原みさ子)