25日まで
佐倉市⽴美術館
1970年代より⼩説、漫画、絵本、エッセイ、広告、装丁、翻訳など枠にとらわれず様々な分野で活躍したイラストレーター安西水丸(1942―2014)。
多彩な活躍を⾒せた安⻄は、幼少期から中学卒業直前まで、⺟と共に千葉県千倉で過ごし、創作の原⾵景として千倉での思い出を折りに触れて語っている。
本展では千葉ゆかりの作家として、安⻄の幼少期から晩年に⾄るまでの多岐にわたる仕事や、個展のためのイラス トレーション作品を関連資料合わせて500点以上によって紹介。
安西は20代の頃に広告代理店に勤めてデザインの基礎を学び、その後渡⽶。帰国後に⼊社した出版社で嵐⼭光三郎と出会う。書籍や雑誌のデザインの 仕事の傍ら、嵐⼭と⾏動を共にして挿絵、漫画、絵本などその後のイラストレーターとしての基礎を築いた。39歳で独⽴。独⽴後は、村上春樹や和⽥誠らと共同で数多くの作品を⽣み出した。膨⼤な資料を通して、安⻄の歩んだ軌跡を振り返る県内初の回顧展。
■『イラストレーター 安⻄⽔丸展』9⽉25⽇(⽇) まで。
▽会場・アクセス:佐倉市⽴美術館(佐倉市新町210)。京成佐倉駅南⼝より徒歩8分。
▽休館⽇:⽉曜(ただし9⽉19⽇(⽉)は祝⽇のため開館、翌20⽇(⽕)休館)。 ▽開館時間:10時〜18時(ただし最終⼊館は17時30分まで)。
▽料⾦:⼀般800円/⼤学・⾼校⽣600円/中・⼩学⽣400円/未就学児無料。
▽問☏043・485・7851。