柏のサムライ 岩佐亮佑! ボクシング人生の最終章へ

アッキーの柏は音楽の街だ!

 2017年9月、IBF世界スーパーバンダム級王者となり、市民特別功労賞も手にした柏が誇るボクサー、柏生まれ柏育ちの岩佐亮佑選手。

「小さなジムから大きな証明を」と書かれたガウンをまとい、長渕剛さんの曲と共に入場、やっと手にした世界チャンピオン!柏のセレスボクシングジムから初の世界王者という快挙でした。


 そんな岩佐選手がデビュー戦の時から使っている入場曲が長渕剛さんの『ひまわり』。ずっと好きだった曲を入場曲にしてモチベーションを上げてきました。2011年の震災後の復興ライブでは長渕さん本人にお会いし、お墨付きももらったそうです。


 海外で試合する時も、もちろん入場曲は長渕剛さんですが、世界戦の時は『SAMURAI』を使用。『大和の国からのろしを挙げて〜』の歌詞で始まるあの曲が、日本から来た侍、岩佐選手にぴったりなのです。


 岩佐選手が世界チャンピオンになってから5年、『岩佐亮佑のボクシング人生の最終章』という衝撃的なワードともに、4年ぶりに日本で試合が行われることが発表されました。

2度防衛し、昨年4月にウズベキスタンで行われた王者統一戦に臨むもTKO負けを喫した岩佐選手。

あの試合で負けたら引退ということは考えていたようですが、試合内容、負け方に納得できず、ボクシング人生の終わりがこれで良かったのか?という想いが大きくなり、もう一度リングに上がる決意をしました。


 ただ、あの試合でのダメージは今までと比べ物にならないくらい大きかったそうで、世界を相手にするようになってからのメンタルと体力の消耗を考え、次の試合からが、自分のボクシング人生の最終章と決めました。あれから1年、コロナ渦ということも重なりなかなか試合相手も決まらなかったのですが、階級をフェザー級にし、やっと試合が決定しました!


 しかも4年ぶりの日本での開催、これは最終章の扉を開くには絶好のチャンスとタイミングです。

 相手は井上尚弥選手のスパーリングパートナーもやっていた、あの井上陣営も認める元WBO世界1位のジェネシ・シルバニア選手です。


 10月25日、場所は東京の後楽園ホール。柏で育ち、柏の小さなジムから世界を獲った岩佐亮佑選手のボクシング人生の最終章の扉がまた開くのか⁉そして会場で再び長渕剛さんの入場曲がかかるのか⁉

皆さんぜひ会場で確かめて頂きたいです。そしてきっとそこからまた始まる、世界チャンピオンへの道を私たちはしっかり見届けて行きますよ

試合の詳細は岩佐亮佑オフィシャルサイトで!