柏レイソルと共に暮らす 〜柏から世界へ〜

アッキーの柏は音楽の街だ!
今年30周年を迎えた柏レイソル  写真提供:柏レイソル

 ワールドカップの日本代表の活躍に夢中になり、感動した方も多いのではないでしょうか?私もその1人です。日本代表があと一歩のところでベスト8に手が届かなかったクロアチア戦の、試合後の長友選手の言葉に心打たれました。


 「ここにいるみんながJリーグで育った選手たち。これから日本サッカーの発展のためにもJリーグをもっと盛り上げて行かないといけない。皆さんのお住いの地域にJリーグのクラブがあって、選手たちはこの勝利のために努力して試合しているので、ぜひ応援してもらいたい」


 日本代表の中心選手である、伊東純也選手も酒井宏樹選手も柏レイソルに在籍していた選手です。


 Jリーグはレベルが低いとか海外サッカーの方が面白い、そんな言葉もよく耳にしますが、私はJリーグこそ面白い!と感じています。特にこの東葛エリアには「柏レイソル」というビッグクラブがあります。


 地元の地名がチーム名に入り、スタジアムは徒歩圏内、街中に選手が普通に歩いている、私たちの日常の中にそれはあります。そしてその中からサムライブルーの一員になる選手が出るのです。自分たちが応援し、支えてきた選手たちが柏から世界に羽ばたいていく姿が見られるのです。


 そしてJリーグにはドラマがあります。柏レイソルにおいては、3回もJ2リーグに降格し、3回J1リーグに返り咲いています。


 2011年にはJ1リーグ優勝も果たし、駅前を封鎖し優勝報告会が行われたこともありました。悔し涙も嬉し涙もいろんな場面で共に流してきたし、選手が移籍したり引退したりすれば、深い寂しさを感じることもあります。それは、4年に1度ではない!毎年ドラマがあり、日々の生活に刺激と感動をもたらしてくれるのです。


 来シーズンは2月に開幕です。今回のワールドカップの感動をそのままに、次はあなたの街の柏レイソルをぜひ応援して頂きたいです。そこに巻き起こる数々のドラマを一緒に共有して欲しいです。それは日々の生活の一部となり、彩りを与えてくれます。そして次世代の日本代表が誕生する瞬間を一緒に見届けましょう。


 日立台のスタジアムは最高のスタジアムです。Jリーグだったら寝不足になることもありません!(笑)


 柏から世界へ。一度、スタジアムに足を運んでみて下さい。そこには夢が溢れています。