生肉と独自のタレにこだわり！

持ち帰り専門の焼き鳥店

佐倉市

「お客様に喜んでもらえるのが一番うれしい」と、店主の塚本達夫さん（71）。言葉通り、素材にこだわり、冷凍ものは使わず専門店から仕入れた生肉を大切りにして一串、一串、丁寧に手刺し、どれもボリュームたっぷりだ。

もも、ネギ間、ニンニク間、カシラ、タン、皮、つくね、レバーは、すべて１本１２０円。豚ロース串は１５０円。10本以上注文で１本サービスが付く。タレの焦げる香ばしい匂いと焼き色に食欲がそそられる。

レバーは鶏ではなく牛レバーを使用、人気商品だ。タンはタン元、タン先と２種類ある。タレ味と塩味があるがどちらも独自のブレンドで味を引き立てている。豚ロース串は国産にこだわり、秘伝のタレに１時間半漬け込んでから焼いている。タレはニンニクなどを使用していてフィリピン由来の味だという。塚本さんのリズミカルな焼き方にも旨さのコツがありそうだ。

「若い頃に美味しい焼き鳥屋に出合い、そこでノウハウを学び、15年前に居酒屋を兼ねたやきとり店を開店した」。その後は持ち帰りを主にしているという。　　　

周囲に店はなく、幟が立っていて、そこが焼き鳥屋とようやく気付く立地。そんな鄙びた場所にあるところが良かったと２０２２年にはフジテレビのドラマのロケ地に使われたことがあるという。

店主の塚本さんの気さくな人柄を感じ、コスパ抜群で旨いやきとりをぜひ食べて欲しい。予約が確実。30本以上の注文は前日までに。

▽営業時間：平日15時～20時。土日曜12時～20時。火曜定休。駐車場有。

▽問／予約☏０８０・５６８９・５４８０。　

▼佐倉市小竹（おだけ）１２９９-１。