Once upon a time (ワンスアポンアタイム)
中世ヨーロッパの酒場を思わせるビアカフェ
おとぎ話の世界へようこそ 船橋市
昨年3月にオープンした北欧風創作料理店「Once upon a time」。 店内に一歩足を踏み入れると、そこはまるで物語の世界。中世の酒場のような雰囲気が漂い、大人も思わずワクワクしてしまう。
「ファンタジーの世界や雑貨が大好きで、旅行の度に集めたコレクションは実家の屋根裏部屋を埋め尽くすほど。自分の好きな世界観を表現することで人に喜んでもらえたら」と話すオーナーの小林裕和さん(32)。
大学卒業後、一度は警察官になった小林さん。しかし飲食業への夢が捨てきれず2年ほどで退職、当時まだあまり認知されていなかった「ビアソムリエ」の資格を取得。カフェの専門学校などで学び、念願の店舗をオープンした。
「緊急事態宣言下での休業は店をオープンしてすぐのことだった。常連さんもついていない状況で、どうしたらいいかわからず6月に再開した頃、ツイッターで#(ハッシュタグ)『拡散希望』と呼びかけた。沢山の方に見ていただいて、遠方のお客様にも来てもらえました」。
国内外から厳選したクラフトビールは常時10種類ほど。人類最古の酒と言われる「ミード酒」は36種類と、国内屈指の品ぞろえだ。蜂蜜と水、酵母のみでつくられるミード酒は、アルコール度数がワインと同等程度。銘柄によっては50度以上あるものも。 オリジナルの創作料理はランチが7種類、ディナーが30種類。クラフトビールに良く合う燻製料理も充実している。
「旅行気分や非日常を楽しんでもらえたらうれしい」と小林さん。
ランチ11時~15時(LO14時30分)、ディナー17時30分~22時(蔓延防止措置期間中は17時~20時まで。LO19時)。月曜定休。
■「Ones upon a time」
船橋市本町5-2-20。興和第6ビル2階(JR船橋駅北口徒歩1分)。
▽問☎047・411・7668