松戸市では、コロナ下において生活や仕事、DV 被害、子育て・介護に関する女性の困難や不安が深刻な状況となっている状況を鑑み、令和3年より様々な困難や不安を抱える女性の実態を把握し支援するため『松戸市女性のためのつながりサポート事業』を実施。相談窓口の開設や訪問支援、居場所の提供など様々な形で支援してきた。
5月19日、男女共同参画センターゆうまつど4階ホール(松戸市本町14-10)で初開催された『野の花カフェ』は、同サポート事業の一環で、参加者同士が交流したり、ゆっくりとお茶を楽しんだりできるほか、生理用品の無料配布も行う女性のための会だ。この日は10人ほどが参加し、押し花のカードづくりを楽しんでいた。
松戸市総務部男女共同参画課課長の鈴木由美子さんは、「コロナ禍が長引き、女性の孤立や人とのつながりの希薄さが浮き彫りになりました。困っている方々の居場所をつくりたいと開設したカフェで、予約も参加費も不要です。困りごとの相談も出来るので、まずは気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
同カフェは月1回開催予定、月ごとにテーマを変えて開催される。
6月はシングルマザー交流会を予定。スケジュールはゆうまつどホームページまたは公式ツイッターで確認を。
対象者:松戸市在住・在学・在勤の女性
問合せ:047・364・8783(松戸市男女共同参画課)
mcsankaku@city.matsudo.chiba.jp
(写真・文=松原美穂子)