文字が生まれ、時代を経る中で様々な書体が生まれてきた。篆・隷・楷・行・草の五書体は、すでに中国北魏の時代には確立されていた。これらの書体は特性や用途などにより使い分けられてきましたが、それぞれに書法や筆法、用具用材も異なり、今日でも書の表現を豊かにする重要な要素となっている文字が伝わった日本では、漢字の草書をさらに簡略化した仮名が生まれ、日本固有の字体となり現代に伝えられている。
本展は各書体の魅力や表現の特質を考え、書表現の広がりを感じられる展示になっている。
会期は4月20日(日)まで。月曜、3/24~3/31、休館。9時~16時(最終入館は15時30分)。入館料大人500円、 高・大学生300円、 中学生以下無料。
▽問☏0476・24・0774。(成田山書道美術館)。