ひとくち食べるとこころ和む メリーチョコレートカムパニー

なにつくってるの?東葛工場拝見
ロングセラー商品 ファンシーチョコレートからのセレクション

 扉を開けると工場内は、できたてのチョコレートの香りに包まれている。機械から流れてくるチョコレートの一粒ひとつぶ。それに素早くトッピングのデザインを施す。細やかな神経を使う作業が行われている。松戸工場で一日に生産されるチョコは、最大220万粒、総量10トンにも及ぶ。

 メリーチョコレートカムパニー松戸工場は、2015(平成27)年に設立され、地元の人たちに愛される工場へと成長している。ここでは、全社の6割のチョコレートを作っている。

松戸工場のチョコレート製造風景

 メリーチョコレートの本社と工場は、東京都大田区。今年で創業71年になる老舗だ。松戸市に工場を設立したいきさつは、住宅地が近く雇用を確保できること、道路が整備されているので輸送に便利なことが挙げられる。現在、松戸工場では社員81名、パート従業員94名が働く。その40%が松戸市民。松戸市との繋がりは、ふるさと納税の返納品、防災時にチョコレートを提供するという防災協定、児童施設、小学校、子ども食堂などへの寄贈など多岐にわたる。

 メリーのチョコレートづくりの特色のひとつは、コンチング(チョコレートを練る作業)を大理石のローラーがついた昔ながらの機械で24時間練り上げる点だ。これにより、チョコレートが滑らかに風味もアップ。また、近年カカオの成分であるポリフェノールが健康志向の人達に注目され、チョコレートの需要も伸びている。

パッケージも可愛い「はじけるキャンディチョコレート

 メリーが打ち出す今年のバレンタインのコンセプトは、「私が楽しむ わがままバレンタイン」。男性へ贈るチョコ以外に、女性同士のプレゼント交換や自分へのご褒美のためにオシャレなチョコが人気。中でも、「はじけるキャンディチョコレート。」は、新食感。口に入れた途端にチョコの甘さとパチパチと弾けるキャンディの組み合わせは、今まで食べたことのないチョコの味。レトロなかわいい缶にも注目で売り切れ必至。デパートやオンラインショップで購入可能。

(取材・文=高井さつき/写真=高井信成)


㈱メリーチョコレートカムパニー
本社:東京都大田区大森西7‐1‐14

松戸工場:松戸市稔台6‐6‐1