2024年10月26日(土)第36回千葉県高等学校駅伝女子大会は、千葉県総合スポーツセンター東総運動場折り返しコースで開催された。
1区は、成田高校の3年今西紗世選手(流山市立八木中学校出身)が20分03秒で区間賞。市立船橋高校の2年石川舞桜選手は13秒差の2位で続いた。2区は、市立船橋高校2年横山桃花選手が13分41秒の区間賞でトップに立ち、その後の3区間も区間賞は市立船橋高校が占め1時間11分24秒で優勝した。
優勝した市立船橋高校は、12月22日(日)に開催される全国高校駅伝に出場する。東葛地区出身の3選手に話を聞いた。
3区 10分14秒(区間賞) 2年 藤重桃子さん(柏市立西原中出身)
※昨年は3区10分19秒で区間賞。2年連続で3区区間賞
緊張しながらも昨年の経験(県大会3区、関東大会2区、全国大会4区)もあり、ワクワクしながら走れた。押し返してからの後半の下りで切り替えがうまくできなかった。思ったよりも自分の走りができず悔しい。
来年のインターハイを見据えたときに、もう1度スピード強化を図るため、新人戦は3000mではなく800mと1500mの2種目を走った。今日は5区(5km)を下級生に任せてしまった。全国高校駅伝は上級生として重要区間で、自分の力を出し切れる走りをしたい。
4区 10分01秒(区間賞) 1年 野口柚來さん(柏市立第二中出身)
※昨年の千葉県中学駅伝1区区間賞。関東大会(千葉県開催)1区区間3位
昨年、市立船橋高校の練習を体験した時に雰囲気がとても良くここでやりたいと思い進学を決めた。1kmの通過タイムを聞いて思ったよりも遅く、残り2kmで巻き返そうと思った。設定タイムの9分45秒に届かず、納得できる走りではない。中学時代は1区を主に走り、中間区間を走る難しさもあったが、いい経験になった。全国高校駅伝はチーム目標の8位入賞に貢献できる走りをしたい。
5区 17分12秒(区間賞) 1年 天羽海乃さん(野田市立岩名中出身)
調子は上がっている状態で駅伝に臨めた。今までのレースで走った距離の最長は3km。5kmという距離に対する不安はあったが、石川友靖先生から「5区を任せるかもしれない」と事前に何回かは聞いていて、心の準備はできていた。
昨年の全国高校駅伝で市立船橋高校の走りを見て、私も市立船橋のユニフォームを着て駅伝を走りたいと思い進学を決めた。チーム内に強い選手が多くいるので、1年目から南関東大会1500mに出場できたり、新人戦3000mで優勝できるとは思っていなかった。強い選手と高め合いながら練習に取り組んでいることがいい結果につながっている。全国高校駅伝はチームに貢献できる走りをしたい。
(取材・写真=さとる)