実話を元にした作品、『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』。
2月11日よりキネマ旬報シアターで上映します。
19世紀末から20世紀末にかけてイギリスで活躍した画家ルイス・ウェイン。夏目漱石にも影響を与え、英国で爆発的な人気を博した人物。
イラストレーターのルイスは妹の家庭教師エミリーと結婚をするが、彼女は末期ガンを宣告される。庭に現れたネコを『ピーター』と名付け、妻のために描き始めるルイス。
以来、ピーターを心の友とし、ネコを猛然と描き続け大成功を手にしたルイスだった。しかし、次第にルイスは精神的に不安定となり、奇行が目立つようになる。
やがて、「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る―。
出演は、ベネティクト・カンバーバッチ、クレア・フォイ、ナレーションはオリヴィア・コールマンの豪華キャスト。
愛おしくコミカルなネコがたくさん登場。実話を元にした映画で、最初から最後まで温かい気持ちになります。ぜひ、当館でご覧ください。
(鮑愛)