「柏で子育て、柏で音楽」パパママシンガーソングライター 〜ぱんぷきんワゴン〜 

アッキーの柏は音楽の街だ!

 何気ない子育ての日常をリアルな言葉に乗せて、子育て世代に寄り添うパパママシンガーソングライター、ぱんぷきんワゴン。柏市在住の伊藤たけおさん、しのさんの夫婦ユニットです。


 お二人も小学4年生の娘さんの親で、子育てをし、リアルな実体験に基づきながら、同じように子育てしている方に向けたメッセージを歌に乗せて伝えています。


 初めは「子ども向けの音楽ってなんかいいな!」と感じたことがきっかけで12年前に始めたそうですが、その後、娘さんが生まれ、実際に子育てをすることで、曲に一層リアリティが加わっていきました。
 2019年からは、ぱんぷきんワゴン主催のイベント「ファミフェス」を開催し、4回目の今年はなんと柏神社が会場となり、たくさんの家族連れで賑わいました。

柏神社でのライブの様子


 他のファミリーイベントとの違いは、三世代で楽しんでいる方が多いということです。だからこそ会場にはあたたかい空気が流れ、柏の街で子育てしていて良かったなという気持ちになれます。


 4月にリリースされた「えん」という曲は、おそらくこれからもぱんぷきんワゴンの代表曲となっていくのだろうと感じました。
 『パパもママもみんな初めは0歳、子どもと一緒に歳を重ねていくのだ』という当たり前だけど忘れがちな大切なことを教えてくれる曲です。


 お二人もプチ反抗期を迎えた娘さんの子育てに悩んだりしながら、同じように成長しています。そして曲も一緒に成長していると。「こんな感じだったな」「そうそう!こんな風に成長するよね」…などと、自分の子育てと照らし合わせたり、共感したり、背中を押されたり、お二人が奏でる曲の不思議な魅力は、きっとそんな皆さんと同じ目線で作られているということなのだと感じます。


 そして、普通のパパママが、大きなことに挑戦し続ける姿も見て欲しいと力強く話していました。お二人の姿を見て、一歩踏み出す勇気をもらえるかもしれません。


 柏生まれ、柏育ちのたけおさんは、柏で子育てをしながら「自分で見てきた景色を子どもに見せてあげられることが、とても嬉しくグッとくる」といいます。三世代にわたり共感できる家族の歌をこれからもずっとこの街で歌い続け、三世代で楽しめる「ファミフェス」も、ぜひ続けて欲しいです。


 日々の子育てに追われるパパママ、そんな時代があったみなさん、これからパパママになるあなた、みんながどこかでうなづいてしまうぱんぷきんワゴンの曲と、夢を追い続けるお二人のこれからに注目です‼