5月14日、柏市立柏第一小学校に、柏髙島屋より「桜のメッセージボード」が寄贈された。
新型コロナウイルスの影響で卒業式が中止になったり、入学式が延期・縮小になったりしている子どもたちを応援しようという企画で作成されたもの。「お客様参加!応援メッセージで桜を咲かせよう」という呼びかけに賛同して集まった桜の花びら250枚のメッセージで、ボードの桜の木は満開になった。
この日は新1年生初の登校日となる「対面日」。密な状態にならないように、午前と午後に分けて実施された。
柏第一小学校の今年度の新入生は88人。教務主任の森田先生は「学校再開後、児童がスムーズに馴染めるよう準備を進めています。」と話した。学校のホームページに課題のやり方を掲載したり、家で校歌の練習ができるように動画をアップしたりしているという。
新1年生の五十嵐孔輔くんは「5年生のお姉ちゃんと一緒に学校に来るのが楽しみ!」と、登校を心待ちにしている様子だ。
母親の陽子さんは「休校中は家で予習させたり、動画なども活用したりして学習を進めていますが、学校再開後の授業がどうなるのか不安もあります。 元気いっぱいなので授業中きちんと座っていられるかも心配です」と笑顔を見せた。
(写真・文=松原美穂子)