東葛駅伝の特色・レースの見どころ 

東葛駅伝

特色 

 東葛駅伝は、戦後間もない1948年(昭和23年)に「スポーツを通して戦禍の廃墟から立ち上がろう」を合い言葉に始まり、現在では東葛6市(松戸、柏、野田、流山、我孫子、鎌ケ谷)の公立・私立中学校が参加する大会。

 第76回となる今年は、大会史上最多となる75校が参加(公立73校、私立2校)。700人以上の生徒が10区間走る中学校の駅伝は全国どこを探しても珍しい。(2km台の区間は少なく、ほとんどの区間は3km以上) 

 コースは「野田市総合公園陸上競技場」と「松戸市立中部小学校前」間。一年おきにスタート地点とゴール地点が入れ替わり、毎年10月に開催。女子が参加できるのも特徴。男女の区間が決められた男女混合駅伝とは違い、実力に応じて長い区間を走ることもできる。

見どころ

 まずは1区のスタートダッシュ。中学生ならではの勢いで、100m走かと思うぐらいのスピードで駆け抜ける。5区~7区まではほぼ直線コースなので見晴らしも良く、生徒たちも気持ちよく走っていく。


 優勝回数が13回で最多なのは我孫子市立我孫子中学校(21,22,23,24,25,28,32,49,50,63,64,73,75回大会)。次いで我孫子市立白山中が12回(35,39,44,45,46,47,61,67,68,70,71,72回大会)と、柏市立柏中が12回(6,7,8,9,10,13,14,15,16,17,18,20回大会)。

ここ数年は我孫子勢の強さが際立っている。

2024年のコースと到着時刻(目安)